六さん 1月13日しんあい農園日記

福岡県の築城養鶏、古野社長は養鶏の先輩である。

電話があった。「40年養鶏をしたけれど、卵価がこれだけ暴落し、飼料代が値上がりしたことははじめてです」と。

加えて半年前のタマゴを偽装して販売したり、悪い病気が発生したり。養鶏はおおきな問題をかかえて新しい年をむかえている。

きょうも携帯電話に「食べても大丈夫ですか」の問い合わせがたくさんあった。この仕事は、寒い日には寒さに耐え、暑い日には汗をながし、絶対に手間をぬけない仕事の休みがない繰り返しである。

朝、鍵山先生からお葉書を頂戴した。「５千羽もの鶏のお世話をされて、お正月もお休みが無かったことでしょう。私も元日から会社周辺を広く掃除をしておりまして、一日も休みはありません。地区自治会の人から、この地域に良い会社が来てくれて、皆がとても喜んでいると聞かされまして嬉しくなりました。骨はおれても、人から喜ばれる生き方をした方がいいですね。(原文)」胸があつくなる文章だった。

上甲晃先生(志ネットワーク)からも夕方葉書が届いた。「一度お訪ねしたいものです」で結ばれていた。

きびしい自然や農園でおきてくる様々な事柄を、しっかり受けとめてすすんでいこう。

04/01/13(火) 19:28 足立　進(JAG07563)