六さん 1月15日しんあい農園日記

昨夜、携帯電話で山口市朝の気温を見たら1度だったので、満天の星空をみながら「ほんとうは冷えると思うけれど」と不安を感じながら排水しないで寝た。

朝6時は氷点下6度で愕然とした。地面の氷はわたしが乗っても割れないほど厚く凍てついていた。

11時、まだ全鶏舎の水は氷つき、出ないけれど下関配達に出た。正志に「水が出たら点検してくれ」と頼んだ。

5日に採血したので、診療所で結果を聞いた。肝臓、腎臓、胆嚢など検査でわかる範囲はすべて正常です。特にコレステロール値は低いぐらいです。「それはなんですか？」と質問したら「血液中の脂肪です。あなたはよく運動されていますね」とほめていただいた。血圧は120/80で安心した。酒はまだまだ飲める。

西長門リゾートホテルの福島料理長から電話。「県外の農業関係者から宿泊キャンセルです。朝食はタマゴ料理がメインですが続けます。頑張ってくださいよ」と。

新倉敷駅前の焼き鳥屋、趙さんから「焼き鳥はさっぱりじゃ。先生(わたしのこと)もしばらく辛抱しんせえよ」と。

岡本拓也さん、小野の文学婦人？渡辺さん、広島の三津川さんの関係者で呉市方から「タマゴを買います」と連絡あり。迫田さんからも「父も案じております」、空港ブティク詩仙堂の坂本さん、河村隆子さん、庄原の折口さんからもメールで応援していただいた。

神戸の福原さんは300個送れ。倉敷の美藤さん、昼までに携帯電話のバッテリーがあがり、走りながら充電しても夕方までに消耗した。たくさんのみなさんの応援をいただいている。タマゴをお届けした方からは全員から「がんばりなさいよ」の言葉を頂戴した。美祢のおばあさんは涙をこぼして「きょうあんたが来ないかと思うた」と喜んでくださった。娘ふたりからも電話とメールがあった。日頃は縁遠い親戚からも電話があった。全てを受け入れていく勇気がわいている。

朝の氷がまだとけない農園に夕方6時に戻った。凍結で破裂した箇所の修理を終わったのは7時。昼飯抜きで走ったので寒さと空腹がこたえる。今夜は安全のため全鶏舎の排水をした。天気予報は予報であり、わたしの判断を優先しなければならないことを痛感したから。

04/01/15(木) 20:40 足立　進(JAG07563)