六さん 1月25日しんあい農園日記
西君は「前厄」のお払いをするということでお休み。わたしは11時の新幹線で広島行きの日なので、6時から仕事をはじめた。
地元の人でも「今回の寒波は初めてじゃ」というぐらい凍てつき、その後遺症の水漏れをまだたくさん残したままの農園である。
救世主のポンプ屋、横山さんがほんとうに献身的に通ってくださり、わたしの手では直せない箇所をどんどん修理してくださる。わたしが広島に向かったあと農園に来てくださり、あとはわたしがやれるだけまでの復旧をしてくださったようである。
広島は、お掃除仲間のレストラン・サンセリテの西村社長とお嬢さん(西崎)を、モンテティーナとティアにご案内し、西村社長は建築関係もされているので、旧家をオフィースにリフォームされた迫田事務所もあわせて見学したいという目的だった。モンテまでご案内してランチをいただき、わたしは廣さんと再会のため別行動になった。
廣さんは内蒙古大学を卒業して、広島で貿易関係の仕事をしておられる。松村社長のご紹介で廣さんと内蒙古ハイラルからロシア国境の満州里(マンチュウリ)までホロンバエル大草原を旅して。そのあと廣さんの故郷、北京からフフホトまで飛び、後はジープで砂漠の紅旗というまだ電気もない町まで行った。廣さんが学んだという役場と一体の小学校を訪問した。土の机にホコリで真っ黒な子供が目を輝かせて学んでいた。150万円で学校ができると聞いて、帰国後から募金活動をはじめて廣さんに送金してきた。それがとん挫していた。
廣さんは実業家として10年で飛躍され、居を東京に移すので募金をどうするか、という相談だった。将来、紅旗の子供を日本に招待旅行しましょう、ということで終わった。
今年で40歳という廣さん。上海にも80坪の自宅を建てたと言われる。
04/01/25(日) 20:58 足立 進(JAG07563)
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