六さん 1月26日しんあい農園日記


厄払いで休んだ西くんに朝聞いた。「厄払いってなんか」言葉に困り困惑した表情に笑いをこらえた。

つぎに正志が「八幡様に立派な便所ができよるね」と彼に言うと、今度は元気に答えた「初心者(身障者)用もあります!」これには笑いをこらえることができなかった。

鶏インフルエンザ問題で「山口県」が脚光をあびている。農園は圏外ではあるが、その渦中のひとりとして思うことがある。マスコミの報道姿勢。鶏をガスを入れたビニール袋で殺す。その死骸をおおきな袋に詰めて埋める。これは防疫上しかたがないことかもしれない。

しかし、その映像を茶の間にまで流す必要がほんとうにあったのか。映像は出さずに「処分した」という言葉や文字でも十分ではないか。命とカメラの責任はどう向き合うのか。また関係養鶏業者にカメラをむけて「どう思われますか」の映像から、その人のタマゴが買われないということまでをも考えているのか。

仙崎の童謡詩人をアピールしている地域として、視点をかえて鶏の命をどう受けとめているのか。今回の発生は天災だというが、鶏を命と思わず、金儲けの商品として、いかに少ない飼料で多くのタマゴを生ませるかだけに心血をそそいでいる養鶏家が、果たしてその言葉を後ろめたさなく言えようか。鶏が鶏を食べ、牛が牛を食べるという異常な飼育。天災というにはおこがましい。

横山ポンプのおかげで漏水の危機を乗り切ることができた。朝も「どうですか」と心配して電話をいただいた。ほんとうに心強くうれしかった。

04/01/26(月) 19:31 足立 進(JAG07563)

 


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