六さん 2月1日しんあい農園日記
きのう(1月30日)岡本拓也さんが「お手伝いさせてください」と早朝来てくださった。やらなければならない作業はたくさんあっても一日の時間制約で、たくさん放置していることがあるメールで、旧い給水タンクの撤去をあらかじめお願いしていた。
「ボルトと気持ちをゆるめることは得意です」の返信どうり、工具一式を持参だった。鉄パイプで700リットル水タンクをあげ、日光をさえぎるためにタンクの周囲を板で囲っている。12月に鉄骨で4メートルの高さに1000リットルタンクを新調したのでご用済みである。
昼前にわたしは配達に出たが、岡本さんの仕事は続行。戻ってみるとそれは丁寧に撤去が終わり、コンクリートブロックは整然と重ねてあり、パイプは布で拭きあげて倉庫に収納し、ゴミは焼却場に運ばれていた。さすがだなーと感心した。
夕方、広島から中本さんたち5名が来てくださった。パソコンを「ありあわせでつくりました。差し上げます」りっぱな品物を組み上げてくださり、現在つかっているパソコンからデーター移行まで終えてくれた。夜おそくまで猪肉で酒を飲んだ。
そのとき200億円を研究対価としてもらったことについて話題にした。新田次郎「芙蓉の人」では、富士山頂上で気象観測する意義について、野中氏は私費を投じて観測小屋を山頂に建設し、自身が厳寒の越冬観測をした。その結果国家が動き、気象予報におおきな足跡をのこし国民がその恩恵を受けてきた。だから金をくれとは言わなかった。それが真の志ではなかろうか。そんな話題を投げかけた。
04/02/01(日) 20:23 足立 進(JAG07563)
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