六さん 2月21日しんあい農園日記

田舎暮らしも4年になる。今朝も刻々と変化する朝焼けに思わず立ちすくんだ。

翡翠や鴨などの野鳥を身近に見ることもできる。今夜も満天の夜空がきれいである。いいことは多いけれど、うんざりするのは人間関係である。

農園をはじめるときに、地域の方を仕出屋に招待して一席もうけたが、その中にもうるさい老人がいる。

農園の道を走る車のホコリで家が汚れる。犬をつないでおけ。鶏がうるさい。そんな輩にたいがい腹に据えかねるモノがある。今朝も軽トラで老人二人が忙しい時間に来た。いろいろ詮索する言葉に「ええかげんにせえよ！」と乱暴な言葉も出る。しかし、来た意図を聞いて笑顔が出たから勝手なものである。

農園に隣接した畑はいわゆる不在地主で、このふたりが勝手に畑にしている。昨年「使わせてくれないか」と頼んだら「年5万円」と言う。わたしが使いたいのは、夏場になると朝5時ごろから草刈やトラクターの騒音でやかましいからである。

「あんたこの畑をつかえ」と言う。約2反(600坪)以上はある。金を払えというなら要らんと牽制したら「俺らも歳で管理ができんからタダでええから」と言う。毎月タマゴももらうし世話になっているからあんたが使えと。

当面、畑や花をつくりたい仲間に「無料」で提供すればよいと思う。

04/02/21(土) 20:01 足立　進(JAG07563)