六さん 2月29日しんあい農園日記
日曜は山口市内の配達だけなので「楽か」。そうではない、日ごろ気になっていてもできない作業が山盛りである。
きょうは、先日空き家になった12番鶏舎の床を整えようと思っていた。午後から300リットルの水をエンジン散水機で湿らせる。鶏がいるときにはできるだけ乾燥する床に心がける。400羽近い鶏が一年以上も糞を落とし、それが乾燥しているだけで水を撒くと臭いはすごい悪臭になる。アンモニアを目も喉も刺すようにきつい。
その床に小型耕運機を入れてかき混ぜる。300リットル程度の水では鶏糞のホコリが舞う。しかしマスクをしてかき回す。そのあともう300リットル散水して耕運機を動かした。ハンドルを握る手両手にマメができたので、やめたのは午後5時。明日の朝には床は60度以上の温度になる。もう1000リットルぐらい水を足しながら床をかき回す。つまり床を堆肥状態にする。こぼれた餌や糞に羽根もなくなるまでやる。明日の朝はこの床からアンモニアの蒸気がたっている。
京都の鶏問題。山口県と大分県と違うのは、3万羽以上もの鶏が死にながらタマゴや肉を動かしていたことである。報道によれば社長は日本養鶏協会の役員らしい。
「あんたはおかしい」と思うのは、問題を知りながら経営を優先したという、交通事故で例えると、ひき逃げのようなことである。山口県や大分県で問題があったとき、京都のこのおじさんは立派な言葉を言うたであろう。つまり、何を言うかではなく、何をしたか。わたしの判断基準である。言うことと、やることが一致したほうがいいと言うことである。
04/02/29(日) 20:09 足立 進(JAG07563)
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