六さん 3月24日しんあい農園日記

お遍路はお疲れモード。

朝いちメールは7時46分。3月とは思えない冷たい雨、無理せずのんびり行きます。次は3時51分。雨ってこんなに冷たかったのか。足をひきずりながら19番の番立寺につき、そのまま立江寺の宿坊着。

本日は4キロ前進。わたしは急げば一時間で6キロ歩くことができる。しかし、宮崎の旅では足が痛む日はその半分も歩くことができなかった。アスファルトに足を投げ出し、マメを爪で破ってたくさんの血がまじった水分を出した。靴のなかは血で赤くなりながら歩いた。

人が煩悩と別れるまでには時間が要る。仏の名を唱える唱名、ひたすら山をかけめぐる千日回峠行、単純なことをひたすら繰り返すなかで「この世」から「あの世」に魂はいく。歩いた距離ではない。痛みをこらえて歩いたお遍路さんに感服。明日の20番鶴林寺は山だという。今夜はしっかり足を休めてほしい。

朝、黄さんがお子さん3人をつれてお手伝いに来てくださった。思いがけないご奉仕に、日ごろから気になっていた作業をしていただいた。養女に行った柴犬「くら」もすっかり家族の座を得ているようでよかった。

明日は週の山場の木曜。今夜は早く寝て明日は早起きする。

04/03/24(水) 20:03 足立　進(JAG07563)