六さん 6月4日しんあい農園日記


やっと風呂と食事を済ませてくつろぎタイム。シャツもズボンも汗まみれで日暮れまでスコップを握った。腰が疲れている。午後の配達中に腹が痛くなった。薬屋をさがしていたらマスターズゴルフがあり河村さんに薬を無心した。

鶏肉のことで処理会社と意見交換した。ここで処理される鶏の大部分はケージ飼い(カゴ)であり、農園の放し飼いの鶏とは大きく大別されるらしい。

処理作業の最初は、足を金具にかけて首から血を抜く。ケージの鶏は逆さになると動かないが、農園の鶏は鉄棒の懸垂のように頭をもちあげる力がある。次に羽根をおとす工程にうつる。脱羽機で羽根をたたいて落とすが、ケージの鶏は骨まで粉砕されることが多い。運動していないから骨が弱い。農園の鶏は骨を何時間煮てもくずれない。内臓は高カロリーのエサを運動しないで食べ続けた鶏は、肝脂肪など内臓の異常が多いが、農園の鶏の内臓はきれいであるらしい。唯一の問題は運動しているがために体型が少し小さい。

鶏インフルエンザで、閉鎖した鶏舎いわゆるウィンドレスで外界と遮断した養鶏がよいという声がある。太陽を見ることもなく、空気さえもファンで送られ、身動きもできないカゴのなかでタマゴをうませる技術が、それほど安全なこととは思えない。食の安全とりわけ鶏の実態は、最後の処理業者が一番知っておられる。

明日も頑張るどお。

04/06/04(金) 20:17 足立 進(JAG07563)

 


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