六さん 6月22日しんあい農園日記

台風19号で自宅の屋根が飛び、18号では近くの家から飛来した瓦で外壁に被害がでた。台風の怖さは身にしみている。今回6号がフィリピン洋上で発生したときから動きに注目していた。日本列島ほどの大きさと凄まじい風速が山口県を直撃しそうな予想になったときは、18号で小郡駅前のコンクリート電柱がバタバタ倒れた被害を思い出した。それが四国に逸れた。

しかし、そこから自分自身の心の動きに疑問がおきた。室戸、明石をはじめ直撃の地域を画面で観ながら「よかった」という…俺さえよければというエゴである。

昨夜、ちびっこお遍路さんからメール。「こちらはよかったけれど、被害の地域はたいへんですね」と。

今朝もその気持ちが胸につかえたままだった。タマゴを集めながらフッと思った。

人の力が及ばない自然の力の前に、わたしは逃げたいという気持ちがあったから、台風が逸れたら喜んだ。そうではなしに夏の暑さも冬の寒さも受け入れてきたのだから、台風も「ままよ」の気持ちでおれば楽ではないか。それで胸のつかえがとれた。「自然を受け入れる」ということである。

農園隣接地で地主が不在の土地がある。竹が生え荒れ放題である。今年は草刈を本気でやっているので、きれいな場所と比べるといつも気になる。きょうは思い切って刈り始めた。配達から帰り2時間、悪戦苦闘の草刈をした。パンツまで汗でぬれるほどやったがまだ四分の一。まぁ一気に刈れないけれど来月までにはさっぱりできると思う。

料理番組で観た「豚のソテー」を書き写したとおりにやってみた。ニンニクの香りもうまくついてぶちうまかった。

04/06/22(火) 20:15 足立　進(JAG07563)