六さん 8月12日しんあい農園日記

日曜は稔君。月曜は西君。木曜は光恵ちゃんがお休み。今朝は全員がそろって元気に仕事をはじめた。これまで夏といってもクーラーのなかを移動するだけで、暑さをそれほど感じることはなかった。冷房のない農園３回目の夏。顔から汗がポタポタ落ちるけれど、朝から夜まで照りつける暑さを今年は感じない。特に朝方はかけ布団がいるほど涼しい。鶏も順調に餌を食べてくれる。果たしてこれでよいのか、これからの気象がとても気になる。

草刈機のエンジンが焼き付いた。混合油のガソリンとオイルの割合が悪いのが原因で、それを農協の整備士は、タンクに指をいれて混合油を、ソムリエのように口にいれて「悪い」と言った。お掃除仲間がパソ通でいろいろ知恵をつけてくださり、その結果、自分で混合油はつくることにした。発電器は５０対１。草刈機は２５対１で混合にする。これまでは「ええかげんで動くから」とガソリンスタンドの指導で、同じ比率の混合を使い、死んだ鶏を消却するマキをつくるとき電動ノコを動かす発電器が再々エンジントラブルをおこしていた。プラグに油がついて完全燃焼しないのである。白煙をあげて唸っていた。それが５０対１にしたら煙がまったくなくなり、回転も順調にあがる。どうしてもできないことは頼むにして、努力してできることは打算ではなく、確実にできるという意味において自分でやるべきだとわかった。わずかな金額のことを、時間をかけてやる田舎の人はケチではなく、大切にするということでやっていることが３年目にわかった

03/08/12(火) 23:21 足立　進(JAG07563)