六さん　8月10日　しんあい農園日記

4時に目が覚めた。西君が通院で休みの日なので、このまま起きることにした。

5時前の天気予報で世界各地の気温を紹介していた。なんとハワイより札幌の気温がたかい予報にはたまげた。しかし、これだけ暑い日が続くと、なんとなく身体もなれてくるから妙なものである。

4時半に山口市の配達をおえて農園にもどり、さぁ草刈りをやるど！と気合を入れて缶を飲み干して草刈機のエンジンを背負った。陽射しのなかで30分もしていると長袖シャツもズボンの腰まわりも汗でぬれてくる。首のまわりが少し汗疹でヒリヒリするけれど、刈り終えた跡をながめると気持ちがよく「まだまだ」と元気が出る。

山本しょうすけさんも川土手を刈りはじめた。おたがい、草刈りの爽快感というか、気持ちのよさがわかっているようで気持ちがつうじる。ましてや、山本さんは、まるっきり他人の土地を毎日通って刈っておられる。わたし以上にこの魅力にとりつかれておられるような感じである。

犬3頭をつれて7時前に声をかけにいった。「もうやめんかね！」と汗まみれにいうと「きょうはナタを持ってきたいや」と自慢される。刃では切れない太い草などはナタを使っておられる。陽がおちた7時10分ごろ、刈り終えた草をがんぜきであつめて山にされて帰られた。暑さに愚痴をこぼさず、しっかり汗をかいて夏を乗りきろう。

04/08/10(火) 20:43 足立　進(JAG07563)