六さん　9月20日　しんあい農園日記

夕方7時、NHKのトップニュースは熊本の「藤崎宮大祭で馬が暴れた」だった。

加藤清正が朝鮮を滅ぼした祭りということから「没した祭り」と称されていたが、国際感情も顧慮して「藤崎宮大祭」と最近ではよばれている。商売でいう「礼服祭り」とはちがい、各地の祭りには地域の歴史があり、それをよりどころに心がまとまっていると思っている。

いまでは朝鮮のことではなく、年に一回凛々しい女と声をからしてねり歩く男たちのイベントなのである。わたしが大好きな火の国祭りは、若い男女がこの日のために汗をながしてきた。そして身体がつづく限りのパレードを終日くりひろげる。

久留米、善導寺の鬼夜も燃え盛る大きなたいまつに男が登り見せ場をつくる。報道で観客のなかに暴れ馬が飛び込んで怪我人がでたというと「そんな危険な祭りやめろ」という声があがってくる。祭りはみんなの心がひとつにとけあう。たまにはハプニングもあろう、だからといってトップニュースにせんでもえかろうもんが。

きのう栗の倒木をチェンソーできざんで運んだけれどそのせいで腰が痛い。車の乗り降りに痛みを感じるし、かがむ姿勢がきつい。配達をおえて腰の痛みをこらえて10日ぶりの草刈りを2時間した。斜面の作業はきつい。

1000円のカットにはじめていった。美容室を8店舗も経営している糸賀社長が「ボクは1000円カットですよ」と言われたので体験した。10分以内で終わった。まぁそれなりの満足度だった。

04/09/20(月) 20:02 足立　進(JAG07563)