六さん 12月20日 しんあい農園日記


ある文面に「新陳代謝」という表現で「入れ替わるから良いんだな」これが組織が継続する秘訣だとあり、わたしもこの会に関わりがあり老廃物のごとく存在を削ぎ落とされたという辛い気持ちと、新陳代謝という言葉を読んだ何人の仲間の心を傷つけたことだろうと思う。

会社を20年経営して多くの社員さんが去っていった。喜びの退職もあった、それ以上に会社(わたし)に対する不満もあった。

いまでも、当時のわたしが人間的に包容力のない未成熟だったことを感じる。人の人生までも変えてしまうわたしだった反省である。だから、そのことをとても「辞めたから会社がよくなった」新陳代謝という言葉でとても振り返ることはできない。わたしに怒りをぶちまけて辞めた女子社員Fさんは涙をためて「社長はわたしのことをなにもわかっていない!」の言葉は今でも重い。たくさんの十字架を背負っているわたしである。

嫌な言葉を整理することに時間がかかったけれど、処し方をわたしなりに見出しいまは気持ちは穏やかである。

明日の夜は「わたしの忘年会」。チングウ(親友)のお宅に猪肉を持っておじゃまさせていただく。ご迷惑と楽しい酒になるだろうとウキウキしている。アフリカの歌でも大声で歌って帰りたい。今年も仕事納めは31日、仕事初めは元旦である。嫌なことも忘れてつかの間、命の洗濯になるだろう。

04/12/20(月) 19:36 足立 進(JAG07563)


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