六さん　平成17年1月20日　しんあい農園日記

きょう大寒のタマゴが縁起がいいと誰かがテレビで言うたので、朝から農園は賑やかである。ひさしぶりのお客さまが、売り切れないように早朝に来られ、その車が農園を出たところに国産高級車が来て、某運送会社の社長が「昨夜、明日のタマゴが縁起がいいとホステスが言うから、わしはタマゴ屋を知っていると自慢したら8名分買わなければならないことになったんじゃ」今夜の今頃はタマゴを土産に夜の街であろうか。はじめてのお客さまも何人か縁起をかついでこられた。

荒川さんのご紹介で昨年から配達している、マンション住まいの在日韓国人。奥さまは日本語がまだ苦手のようだと感じていた。アメリカ大統領のペットにそっくりの室内犬にあえるから楽しみである。20個お届けして600円をいただき、玄関から出ようとしたら「ふぶきのなかありがとうございます」と声をかけていただいた。

荒川さんもお忙しいなかひと声かけてくださった。山岸さんは「お茶をどうぞ」とポットに温かいお茶をいれて持たせてくだり、美祢の山奥でもねぎらいをご老人からかけていただき、北風は冷たくても気持ちはあたたかい木曜を走り終えた。

なかでも思わず握手をしたほどうれしい笑顔は、トヨタの佐伯さんが作業着で、最高の笑顔でむかえてくださった。瞬間、なんとお声かけしてよいか戸惑い「幽霊ではないですね！」と手を握った。大病と生きておられ、わたしの言葉は不謹慎だったと反省したけれど、それぐらいに佐伯さんの笑顔は最高だった。

日曜の午後、ガッツ岡本(順子さん)の企画で会合がある。わたしが「行きたい」と思って参加のお返事をしたのは「佐伯さんご夫妻も来られますよ」のお誘いの言葉だった。

松村貴美さん。お誕生日だと山岸さんからききました。急ぎの配達で失礼しましたけれどおめでとうございます。いつも美味しい手料理をありがとうございます。

タバコはやめましたが酒はやめません。うるさくても末永くお願いします。

05/01/20(木) 21:13 足立　進(JAG07563)