六さん　平成17年1月26日　しんあい農園日記

先日の夜、農園にあらわれたであろう大型の猪がワナにかかったそうである。80キロ以上もあり、猟師ひとりでは手に負えないので三人で仕留めたと聞いた。急所を刺した刃物が曲がったらしい。その悠然とした姿を見ただけに哀れである。人と獣が住みわけができればいいのに。

夕方、農園から10分ほどの場所に3月オープンする。「きららオーガニックライフ」の担当者が３名こられて、タマゴを取り扱いたいと商談だった。地産地消にくわえて地産外消というおおきな夢を熱く語られ気持ちが動いた。といっても、農園の生産体制は微々たるものである。しかし、質を大切にされたい言葉がそうさせた。

松下政経塾の塾頭をされた上甲晃先生が、青年塾で「ディリーメッセージ」と称して、日々の発見を発信されている。その一文を山岸さんからいただいた。4854号(昨年12月9日)である。

松村御大の評価が連ねてあり「男・松村」オンパレード。その表現にうなずきながら読みすすみ、最後のくだりで「いやちがう」と感じた。「真昼間から酒を飲まず…」という活字である。

わたしは、御大と真昼間から酒を飲んだどころか、魚市場の食堂で早朝から飲まされたこともある。上甲先生が感じられるほど真面目ではないところが御大の魅力のひとつであるのにね。

05/01/26(水) 21:10 足立　進(JAG07563)