六さん　平成17年2月1日　しんあい農園日記

久しぶりに手足が寒さでジンジン痛い寒さの朝だった。4時前におきて朝食の支度をはじめ、まだ真っ暗な時間から働いて1個30円のタマゴだと採卵しながらマイナス思考も出てくる。

前の仕事では、急ぎの仕事や難易度の高い(学会のテープおこしなど)は特別料金を見積もっていたけれど、いまは暑くても寒くても同じである。7時半に最初の採卵をおえて仕事場に戻ったら光恵ちゃんが思いがけず来ていた。

彼女の家は山の頂上で農園までは凍結した下り坂である。その道を40分かけて歩いてきたと頬を赤くしていた。よし頑張らねばと光恵ちゃんのファイトに元気をもらった気がした。

9時ごろから気温が下がりはじめ、凍結防止で出していた鶏舎の水が凍りはじめた。鶏舎内のニップル(給水器)は鶏が水を飲むから出るけれど、最後の蛇口の金属部分は外気にあたるから凍りつくようである。三ヶ所が凍りはじめた。

給湯器のお湯をバケツに汲んで正志とタオルをあたためて凍結を防いだ。朝の時間に凍れば夜には確実に破裂して昨年の二の舞になる。一ヶ所はちょうどもよおしていたので男の特権自家製ホースでかけてやったら水が出た。

山口市内には、人が敬遠する山越えルートで小郡に出た。みなさんが走る道路はいつも渋滞する。少しは危ない目をしても新雪を巻き上げて走るほうが早い。山口市内では、凍結で転倒する人をたくさんみかけた。歩き方が悪いねーと遠目に見ていたわたしが、午後から2回も配達先の玄関で尻モチをついた。タマゴをかばったのでいまも尻が痛い。今夜は芋のお湯割りで越冬生活。

05/02/01(火) 19:43 足立　進(JAG07563)