六さん　平成17年3月11日　しんあい農園日記

昨年11月、萩市と阿武町地域を対象に「掃除に学ぶ会」がおこなわれた。河村隆子さんが「この、掃除で心を磨く運動を萩地域でひろめたい」という強い願いを、萩が故郷の下関掃除に学ぶ会の代表、松村久さんにご相談され、明倫小学校を会場に大規模な開催にこぎつけた。

そのお掃除の前夜、阿武町文化ホールに鍵山先生の講演会があり、ホールは満場の聴衆でうまった。掃除はしないよりやったほうがよい、ぐらいの認識を「掃除をすれば生き方がかわり、周囲までもかえてしまう力がある」という、鍵山先生が長年掃除を生活の軸にすえてこられた体験をお話しされた。

ただ聴いておわったのではもったいない。活字に残して多くの人に伝えていこうと松村さん、河村さんが冊子にすることを計画された。そして「えすぷらん」の杉本理恵子さんがすばらしい冊子に完成してくださった。

「鍵山秀三郎先生講演・心あるところに宝あり」がタイトルである。講演内容の活字に説得力をつけているのは、彼女のカメラワークである。それをきょう拝見させていただいたわたしの印象は「グラフ雑誌」である。たくさん先生の書籍があるなかで、これほど講演中の先生の表情をリアルに表現した冊子はこの本であろろうと思う。

13日の夕方、農園で関係者が集まり、ささやかな出版祝いの会を催すことになった。まだ定価は定かではないけれど300円前後になろうと思う。お申し込みは083-989-4193杉本理恵子まで。限定2000冊。

05/03/11(金) 20:50 足立　進(JAG07563)