六さん 平成17年3月12日 しんあい農園日記


4年前、東京新大久保駅で、ホームから転落した人を助けようと亡くなった韓国人留学生の李秀賢さん(当時26歳)と日本人カメラマンおふたりの勇気をたたえ事故の5日後に事故現場に愛器(グァルネリ・デル・ジェス)で追悼曲を奏でたという丁 讃宇(ジョン・チャヌ)氏は、毎年追悼コンサートを続けてこられた。また広島や長崎でも犠牲者追悼のコンサートをおこない「いのち・愛・平和」を願っておられる。3月10日、亡くなられた李秀賢さんの故郷釜山に建立されている追悼碑に演奏を捧げられた。そして2日後のきょうは小倉ステーションホテルを会場に演奏会を催された。わたしは、美祢市の黄正吉さんのご招待をいただいた。11月に下関海峡メッセで聴いて2度目である。

2時間、うつくしいヴァイオリンの音色に酔いしれた。ピアノの武田香奈子さんは美人であったし。小倉で演奏活動をしておられる趙梨華さんの演奏も時間を忘れるほどにすばらしかった。

8時からのディナータイムの前、正吉さんが壇上で乾杯の音頭をされたとき「すばらしい演奏の裏付けとして、毎日たくさんの練習時間を重ねてこられている。時間をどう使うかで人間の価値がかわる。神様は、人がこえられないほどの試練はあたえらないという。ぜひ毎日を真剣に生きていきましょう」とご挨拶された。

帰りの山陽本線厚東駅までの1時間。こらえきれないほどの尿意とたたかいながら「神様は…」と念じつづけた。

05/03/13(日) 12:36 足立 進(JAG07563)


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