六さん　平成17年3月19日　しんあい農園日記

昨夜は熱があがりほとんど眠れない長い夜だった。朝はマイナス2℃だったけれど「よっしゃー！」と気合いを入れて、防寒着で6時に外に出た。

昨年、秋桜満開の川棚温泉近く、地名は「鬼ヶ城」の「おにやんま劇場」で、土建業が生業の李陽雨(イ・ヤンウ)さんの山にこだまするような歌に酔いしれた。

民族・親に家族をテーマに売れないかもしれないけれど、たぶん売れないだろうがいい歌である。そのとき広島から「空想民族音楽ｓａｙａｎ」のアフリカ音楽も聴いた。カラングー・ジェンベという打楽器を、民族衣装で演奏するすごい迫力のメンバーだった。

きょう3時から豊田湖畔公園でｓａｙａｎの演奏があると聞いてでかけた。今年の8月21日に「農園5周年コンサート」は、陽雨さんとｓａｙａｎに農園を会場にコンサートを依頼している。演奏は豊田湖や山々にとどろいた。李さんも来られた。

わたしが感動したのは、その公園を管理している事務所の女性だった。ここでは、豊田掃除に学ぶ会が5年ぐらい前にうまれ、なんどかそのメンバーと会食したことがある。その記憶はあった。ご年配の女性は広い園内を吸い殻やゴミを2時間ちかくも拾い続けた。

わたしの車の位置から二カ所のトイレが見えた。そのトイレに入り出てきたので、わたしは走ってトイレに行った。彼女がたぶんしたであろうペーパーの三角折り。とうとう声をかけた。「三角折りもお掃除も立派ですね」と「わたしは掃除が好きですから」と顔を赤くされた。掃除の会の名を出す必要はない。この方は、わたし以上のことを毎日続けておられる。

生き方が素敵だと常々おもっているロータリー事務局の竹内さんは「気がついてくれなくても、人が喜ぶだろうな。そう思うことをさがしているのです」鬼ヶ城コンサートは4月3日午後1時開演。李さんの「ヨイトマケ」の絶唱を聴きに行く。ご一緒ご希望の方は連絡してください案内します。

05/03/19(金) 19:16 足立　進(JAG07563)