六さん 平成17年3月26日 しんあい農園日記


朝6時半「まだタマゴが届いていない!」あるレストランからお叱りの電話だった。注文をうけた記憶はないけれど、いまは届けることが発注の水掛け論より優先すると思い9時半に急いで届けた。厨房の雰囲気で発注ミスだったように感じた。総料理長が「こちらの不手際で申しわけありませんでした」と詫びられた。

長門市の木村さんご高齢である。牛の肥育は数年前やめて養鶏と米づくりの二本立てで生計をたてておられる。養鶏ははじめてということで何度もわたしの農園に来られて鶏舎の構造、鶏の種類と特徴、餌の入手に廃鶏処理など質問をされた。

一月に200羽の赤鶏を仕入れておられたので、きょうは午後からはじめて様子を見に行った。牛舎を改造して鶏舎にした広い場所に若鶏が元気に放たれていた。「牛飼いは年間数千万円の売り上げがあっても、ほとんど儲けはありませんでした」それは、規模を大きくするためにあらゆる制度資金を利用されていたので、その償還も多額だったように言われる。羽数は少ないけれど現金収入で、これから安定経営にむけてがんばりたい。

年齢的には楽をしたいだろうにと心配するのはわたしで、ご本人はおおきな夢をえがいておられる。見習わなければならない。

05/03/26(土) 21:04 足立 進(JAG07563)


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