六さん 平成17年3月27日 しんあい農園日記


きのう阿知須道の駅がオープンして大盛況らしい。農園のタマゴを販売させてほしいと職員さんが2回訪ねてこられた。うれしいことではあるけれど、よく考えてお断りをさせていただいた。

理由は、何日か店頭で売れなかったタマゴは引き取るというシステムである。鮮度を問わない商品ならさせていただくけれど、鮮魚や野菜と同じようにタマゴは鮮度が命である。鮮度がおちたタマゴをあらためてパックにつめて常連のお客さまに届けるわけにはいかない。数日の鮮度落ちはわからないだろう。そんな考えでの利益追求だけはしない。

いっぽう「きららオーガニック・ライフ」は一ヶ月前にオープンした農園から10分の場所。異業種が資本を出してここから「食」を発信していこうというお店である。

山口有機の会(和らぎ農園)は大規模に作付けをおこない、沖さんのサビエルカンパーナは石窯に薪を燃やしながらパンを焼き、物販もこだわりの食材をならべている。けれども運営は素人集団である。

タマゴの担当は兼重さん「兼業農家」の「兼重」です!とはつらつと自己紹介してくれたギャルである。なかなか売れない農園の「元気タマゴ」の販売を真剣に考える。きょう10時前に納品に行ったわたしに「おじさん!」とわたしを呼んで見せたのは、タマゴの紙パックで彼女が作った宝石箱をタマゴのそばに展示していた。きょうのタマゴは「完売!」と午後から電話があった。

05/03/27(日) 17:45 足立 進(JAG07563)


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