六さん 平成17年4月21日 しんあい農園日記


田舎道を走ると田のあぜに座り込むご老人の姿がたくさん目についた。お茶を飲みながら駄菓子を食べていたりもした。美祢の満代さん宅でその意味がわかった!

玄関にたくさん履き物がありご婦人がたの笑い声が聞こえ、縁側には線香立やお供えがならんでいた。「なんですか」と聞くと「きょうは弘法大師さまの祭り日で、我が家は10年に一回まわってくる(ばんや)番屋なんです。足立さんにお接待しなければ」と手作りの弁当とお菓子をいただいた。これはタダでは帰られぬ。「お参りさせてくだい」と車に財布をとりに走り、靴を脱いで祭壇の土でできた弘法大師様に合掌した。「線香は何本ですか」と聞くと「真言宗では3本です」それならオバケのQ太郎も真言宗…冗談は無視された。千円お供えしてお宅をあとにした。

農園にもどったのが5時。缶を一本飲み干して、きのう散水した鶏舎の床を耕耘機でかき混ぜ連休あけに若鶏を入れる準備をはじめた。明日からしばらくアンモニア臭がきつくなり、微生物の働きで床の温度は70度以上にあがる。きれいな仕事ではないけれど、5年、病気を出さずに維持してきた大切な作業である。

李陽雨(やんう)さんからハガキが届いた。先日、大雨に見舞われコンサートが中断したけれど、24日午後1時から周防猿まわしの村崎さんを招いて再度やりたい。そんな文面だった。村崎さんは猿つかいでもあるけれど、ギターも語りも聴かせる人なので都合が許せば行きたい。李さんは改名して「陽陽(やんやん)」にしたほうがよい。

05/04/21(木) 19:52 足立 進(JAG07563)


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