六さん　平成17年6月30日　しんあい農園日記

取引先のシェフが「注射針の太いモノがほしい」と電話で言われた。タマゴの中身を小さい穴から出して料理を創作されるようである。各方面に尋ねてみたけれど、注射針はそう簡単に手に入るものではないことはよくわかった。

思い切って我が家の犬を診てもらう獣医を夕方訪ねて事情を説明した。針には使い捨てタイプと洗浄して再利用するモノの2種類があり、使い捨てタイプでこの病院では一番太い針を3種類わけていただいた。

沈黙の海峡で宇部の水元さんが夕方来られた。お土産は萩のミカン。「榎谷さん(隆子奥さまの運転手)のミカンですよ！」。彼女は河村健夫事務所で働いていたことがあり、そのご縁でこのミカンが手に入るそう。

その水元さんにメールを届けるとき老眼で間違ってちがう方に届けたら、その方から返信があり「先日、山口市の花のれんで食べたタマゴの味で、これは農園だと思い話したらそのとうりだったですよ！」と。世間は広くはない。

しんあい農園　足立　進