六さん　平成17年７月３０日　しんあい農園日記

急病でご入院された黄さんのお母さんから近いうちに退院のお葉書拝受。

そのご心境をみごとに短い文面で表された。「…病院の窓より見える白い雲にのって、風と共に流れる夢のようなことを思いぼんやり過ごしています。幸せです。皆様ありがとうございます」ただ「幸せです」と周囲みなさんに感謝の言葉に涙がでましたよ。

船木の漫画家、橋本さんから「ええ耕耘機のでものがある」とご連絡をいただきいっしょに訪問した。定年まで外国航路の機関士をされていた方が、スクラップになった農機具をよみがえらせている。

「このエンジンはまだ元気ですから」と、わたしから見るとポンコツ耕耘機を分解して整備しておられた。タイヤもベルトも全部中古部品で「新品」にしますからと胸をはるところがええ。

でも「できあがりは何ヶ月先かわからんでよ」買わせていただこう、北朝鮮や中国に売り飛ばされる農機具に、宇部で命をよみがえらせている御仁が気にいった。草刈機の整備済みは10台あるとか。

しんあい農園　足立　進