六さん　平成17年８月１９日　しんあい農園日記

日曜、記念行事の天気を気にするより、この5年を節にわたしが初心にかえれるかを問わねば意味がない。

初心とは、あえて難しい道を選択したときの決意である。「靴なくば裸足でいけよ人の道」という言葉がある。どうしても靴を履きたがる…今のわたしは。これから先を歩むスタートにあたり、わたし自身の腹を決めることが一番大切なことである。

昔「先生」と呼ばれるかたを文字にしたとき「奥さん」としていたら、先生様は、校正時にご自分が朱筆で「奥様」と訂正された。河村代議士事務所の榎谷さんが農園にこられたけれどわたしが留守で電話で会話を交わした。「奥さんから預かりモノです」と。わたしは「隆子ママ」と呼んで「奥様」とは言わない。そんなところが隆子さんのお人柄である。

「米百俵」。日本の将来を「教育」で取り組んでおられる健夫先生。派手なパフォーマンスはないれど、しっかり日本を考えておられる。その「奥さん」である。

しんあい農園　足立　進