六さん　平成17年８月３１日　しんあい農園日記

選挙が動きだした。配達先のお客さまのなかには「○○党を」とタマゴの踏み絵のように強引な人もおられる。

今回は農園5周年写真アルバムを小野田と宇部のお客さまに見せながら歩いた。河村健夫先生の写真も入れている。この印籠できょうは誰からも折伏されることなく配達が終わった。

先日の夕暮れどき凛としたご年配の女性が来られた。小野田市内でひとり暮らしだと言われた家を探して配達に行った。それは立派な塀がある大邸宅。しかも能楽堂があった。拝見させてくださいとお願いしてなかにとおしていただいた。

檜の香りがつよい。それは立派な舞台があり松の絵が描かれていた。先年、狂言師の野村満作さんが舞台をつとめられたと、そのときの写真まで拝見した。日本文化を遺すために私財で建てられたという意気込みにただただ脱帽。次回、催しがあればご案内くださいとお願いして帰った。

しんあい農園　足立　進