六さん　平成17年９月１２日　しんあい農園日記

小泉さんをマスコミが「男の美学」だと表現した。「刺客」だとか「ねじれ」だとかさんざん騒ぎ、勝てば「美学」に落ち着くところがマスコミらしい。

選挙期間中に「刺客」女性候補に「わたしたちの商店街をどうしてくれるのか」と詰め寄る商店主の場面があった。その問いかけには疑問がいまでも残っている。

いわゆるシャッター街の責任は政治にあるのか。農園のタマゴが売れなくなったとしたら政党にその責任があるのか。税金や教育など国民全体を動かすのが政治であり、商店街の売り上げが上がるか下がるかを政治の責任に転嫁するのは美しくない光景である。大儲けしたときは「ワシの才覚じゃ」と言うにちがいない。

ウィンナーを配りはじめ「待っていました！」と喜びの笑顔に残暑も辛抱できた。

しんあい農園　足立　進