六さん 平成17年9月16日 しんあい農園日記


いかに手間を省いて利益をあげるか。その反対に利益は少ないけれど手間をかけてもお客さまに喜んでいただける仕事をするか。まさに本音とたてまえが交錯するところである。

安田さんの品物は贈答品が主流であり値段は安くはない。その安田さんに「加工賃をまけてくれんか」とは言わずに、適正料金で鶏ウィンナーを委託し高くはない価格設定にした。つまり儲けは少ない。

食肉加工で世界一に輝いた人がつくるウィンナーが、日常的に食べられる…敷居を低くしてタマゴのお客さまが「うまい!」と喜んでくださる食卓を想像できるだけでも幸せである。

高く売れば儲かる酒を頑固に馬鹿正直に定価で売っている酒屋もある。一週間、鶏ウィンナーを配達して「おいしかった」の電話とメールがたくさん届き、わたしの夢がかたちになったような気がする。

しんあい農園 足立 進


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