六さん 平成17年11月19日 しんあい農園日記


高校の先生そしてお掃除仲間の山本先生からお手紙が届いた。先日、村上ママの「定年でひとり暮らしの先生を励まそう」と小野田の家に押しかけたお礼だった。筆文字は達筆だけれども「足達様」にはガックリ。

その夜「海ゆかば」を歌い轟沈された先生のお宅に、毎週水曜にタマゴを6個届けることにした。玄関において帰るわたしに喜ばれている内容だった。

先生かわたしがくたばるまでこの定期便は続くのだから、まだ2回目であまりお礼は言わないほうがよい。

青年教師で背は低いけれど大きな声で生徒を愛してくれた先生。奥さまを早く亡くされ、施設のお姉さんの面倒を見ながらよく頑張っておられる。わたしにできない生き方をされる人より、わたしは人間くさい先生が好きである。

「生きる道を決めたら、また飲みに行きます。タマゴをありがとう」と結ばれていた。教え子にそこまでへりくだれる先生。わたしも先生のように生きていきたいと思った。

しんあい農園 足立 進


2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
電子メール 2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |