六さん　平成17年１２月１３日　しんあい農園日記

小郡の挙式場、フランス料理の「ララ・マリー」。料理長がタマネギをきざみながら「おたくのタマゴはちがう(よい)けれど、なにが違うのか」といつもの仏頂面で問われた。

ここの厨房はいつも緊張感でみなぎり、ときおり料理長の叱る声があり、わたしには正直苦手なお得意さまである。

タマゴを冷蔵庫におさめて料理長の前に行き、飼育方法、餌のこと、いま採卵したから鮮度は抜群です、などと説明していたら、スタッフに「おい！メモせんか！」と指示がとびスタッフが「すみません、もういちどお願いします」とメモがはじまった。

「そうかね。だからよいタマゴなんだね」とそれは柔和な笑顔がこぼれた。わたしの心はとたんに料理長が好きになった。

日曜、地域の集まりでお世話になったのだけれど、農園にみなさんから円卓の焼き肉テーブルが届いた。これは大きいから活躍が期待できる。ご縁を結んでくださった歯科医師に「18日、農園式宴会をしますからおこしください」と雪のなか先ほどご案内に行ってきた。

いま大雪。積もりはじめた。木曜にタイヤを冬用に下関トヨタで交換予定。

しんあい農園　足立　進