六さん　平成17年１２月２２日　しんあい農園日記

時計がない時代…江戸時代には「モノ売り」の声で時を感じていたと聞いたことがある。もうじき6年、判で押したように同じ曜日の同じぐらいの時間にタマゴをお届けしているから江戸時代と同じである。「きょうは早かったね」とか「遅かったね」と、わたしの声が時間の尺度になっているお宅は多い。

今朝の冷え込みと積雪は昨日から報じられていた。3時半におきて5時から採卵をはじめ、いつもより30分早く下関行きのタマゴを満載して出た。「想定内」で、高速道路は通行止めで2号線は大渋滞。知っている限りの近道を、隘路でも走りだいたいいつもの時間どうりにお届けができた。正確に配達する努力を怠って、雪道に責任を押しつけるのはいちばん安易である。

今朝の努力は報われた。今夜は身体がとけてしまいそうなほど疲れている。

しんあい農園　足立　進