六さん　平成17年１２月２７日　しんあい農園日記

今朝、結露した窓ガラスの水滴が部屋の内側で凍りついていた。6時の外気はマイナス6度。寒いというより痛いような冷え込みだった。

議場で「きょうは…」と発言があれば会議録の表記は「きょうは」。「こんにち日本の…」だったら「今日日本の」というようになる。衆参両院の速記団が「標準用字例」という分厚い表記基準をまとめて国語審議会も監修している。その表記にしたがって会議録を調製しても「きょう」を「今日」と議会事務局職員は個人の主観で訂正する。単純なワープロ変換感覚である。専門職はつぶしが(配置換え)がきかない。

ということで表記に精通した職員はいなくなり、毎年の異動で席についた知識のない職員が点検する。いくら業者が精魂こめても、彼らの絶対評価は、前任者のときと価格がどうかという幼稚なものだった。対価という言葉にはならない世界を感じていた。

耐震強度が役所で見抜けないのはあたりまえの結果だと思う。さぁぼつぼつ寝て明日の鋭気を養おう。

しんあい農園　足立　進