六さん　平成18年１月２１日　しんあい農園日記

西君休みで採卵が忙しい。一番たくさんうんでいる鶏舎は、真っ暗な6時前に250個ぐらいうんでいる。抱えて鶏舎を出るときドアを閉めるので右手ひとつで重さを支える。

休みには部屋で終日スロットマシンに興じるらしい。これまでのパルサーという機種にあきて、通販で「巨人の星」という台を一万円で買い夢中のようである。バクチはお金が動いて面白いけれど。今度は自家製の宝くじで3億円でも当てればよい。

美祢の黄さん宅に「大寒タマゴ」を持参した。お母さんおお喜びでムル・ムチ(水キムチ)やたくさんのご馳走をくださった。ご長男としばらく歓談。久しぶりに本音を一方的にわたしが話した。「物事は、伝えるのではなく。伝わるものですよ」と。

タマゴを宣伝したことはないけれど、食べた方が次ぎの人に伝える。わたしが長いあいだ、いろいろなことを伝えようとして反対者ができ挫折したことがたくさんあり、わたし自身への教訓である。

しんあい農園　足立　進