六さん　平成18年１月３１日　しんあい農園日記

山口市内、県の外郭団体に配達に行き部屋に入ると「ぶち暑い」と思った。なんと室温は29度、頭が煮えて仕事どころではないだろうと思った。

先日、高齢化し田畑が荒れる農家に支援をする大学生の組織について大学の先生と話題になった。一昨年、長野県の山林に下草刈り奉仕をしている「草刈十字軍」の男を牧君が農園に連れてきた。十字軍は治山に加わることで海までも大切にできるという考えがあり手弁当で終日鎌をふるう。いっぽう大学生の組織は自給で働く。わずかな年金、田畑を売ろうにも農地法がそれをさせない。だから荒れ放題になる田舎。こんな老人からお金をいただくより「ありがとう」の言葉をいただいたほうが学生らしい。

稼ぎたいならほかでやればよいというのがわたしの持論。

しんあい農園　足立　進