六さん 平成18年3月15日 しんあい農園日記


水曜日は楠町から小野田と宇部が配達コース。船木在住でお掃除仲間の山本祥弼さんから「だいがら(餅つき道具)をもらってくれんか」と連絡があり自宅に行った。

昭和の元年ごろ、お金にいとめをつけずに建てられたという大きな家を解体する。だいがらと石臼はいただくけれど、たくさんの庭木は業者が切るという。中には大きく育った楠木もあり「祥弼さん、もう少し時間をください」とお願いして何人かに電話で相談した。目的は木を生かしたいからである。

造園業者の方は「不良在庫が増える」という理由でダメだった。地元土建業の方は「家屋の材木だった関心がるけれど」。結局、ミツヤ工業の山本社長が「見てから決めましょう」と金曜に現場を見てくださることになった。

何十年も枝をはった楠木の値打ち…命は枝振りらしい。それでも現場に行こうと言われた言葉が嬉しかった。

家財道具は全部で数万円。ピアノはタダだったと。ほんとうの価値は誰が決めるのか。

しんあい農園 足立 進


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