六さん 平成18年3月30日 しんあい農園日記


20年ほど前、先祖の供養をしたいという遠距離の方からの依頼があった。なんでも身内に不幸が続いており、ルーツさがしの末に宇部の墓地に行き当たった。昼間に墓石をさがしておいて夜に掘ったけれど土だけだったことがある。いまにして思えば、身内の祖先がさわるようなことをするワケがない。

佐伯さんの遺品が埋まった桜の苗木をみるたびに、あの笑顔が鮮明によみがえる。

きょう下関配達で山岸さんに言った。「農園に自分の墓をこれからつくりたいと思います。墓石も名前も要りません。ツボがはいるそばに楠木を一本植えてそれでいいです」300年もたてば大樹になろう。

山岸さん大賛成。「山形の身内が漬けました」とお漬け物をふた袋くださり、美祢の知り合いにひと袋お裾分けさせていただき喜んでいただいた。

木曜を走り終えあまり食欲はないけれど酒だけはうまい!しかし・・・自分の墓を考える年頃になってしまった。

しんあい農園 足立 進


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