六さん　平成18年４月６日　しんあい農園日記

敦子さんのお父さんが退院ということで、正志が島原まで敦子さんの里帰りに運転をする木曜日。少しでも早く宇部を出発できればと4時前に起きて6時前から仕事をはじめた。

火曜と木曜は宇部市内施設の利用者が10名近く働きに来るので、早く農園に戻ろうと昼飯ぬきで下関を走り、その結果山岸さん宅にはいつもより40分ちかく早く着いた。しかし、落ち着きがない配達をしたので、山岸さんのタマゴを長府で間違えて降ろし、結局農園にはいつもより遅い到着になり疲れも倍増だった。

急ぐ時ほど念には念を入れてという信条ができない未熟モノの結果である。

美祢の新規お客さまにタマゴを届けた。「主人と花見に行った思い出の湯本に桜を観に行きました」と臼化粧のおばあちゃんの言葉に胸が熱くなるのを覚えた。ご自宅の前には川沿いに豪華に桜並木が咲き誇っているのに。

しんあい農園　足立　進