六さん　平成18年５月１６日　しんあい農園日記

ドイツで生活されたご婦人が「行政サービスというが、ドイツでは高齢者のお宅にゴミの回収に担当者が手押車でまわっていました」

先日、高齢者がおおきなゴミ袋を出しているのを見たそうである。於福の温泉でも政府の年金に関するポスターがあり、末尾に「詳しくはホームページをご覧ください」と印刷されていた。

各種の制度を知らずに放置している人を探しだして個別に訪問し、制度を理解させて申請手続きまでもお手伝いできる行政がよいと思う。

農園地域の小野「ユー歯科」の福田医師は、高齢者の診療を目的に市内から過疎の地に移った。帰りのバスに待ち時間が多い老人を自家用車で送り、入れ歯の訪問治療もされる。ほんとうに困っている人は、そこまで行くことすらできない。食べることに不自由なことは幸せではないだろう。タマゴの配達で凡夫のわたしでもいろいろ考えることが多い。

しんあい農園　足立　進