六さん 平成18年9月24日 しんあい農園日記


一日の仕事を終えて6時前、小野の平山先生のお宅に頼んでいた新米360キロ(我が家のほぼ一年分)をいただきに行った。

昔、先生が小学校校長時代に出版のお手伝いをしたご縁で、おいしいお米を買わせていただき貯米器で保管して食べている。いまは退職され晴耕雨読の日々をすごされている。

農機具が農舎にピカピカに手入れされていた。トラクター・耕耘機・稲刈機・軽トラそれにたくさんの農機具の合計金額は一千万円以上にもなる。それでお米を7反つくって毎年50万円ちかく赤字だと知った。それも人件費などは計算しない農機具の支払いだけの金額である。もう10年もすれば、いまの年寄りが亡くなり草刈りもできない荒廃した田畑が一面に広がると嘆かれる。

食料難がこの国でおきたら農業に対する認識がかわるかもしれないね。ゆっくり、しかし確実に田舎の力が衰えていることをお話で感じた。

しんあい農園 足立 進


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