六さん　平成18年１０月１８日　しんあい農園日記

農園での出来事。小学生の兄が弟に「ウチでも犬を飼いたいが、おまえがアレルギーじゃから…」と責めた。両親は聞き逃したのかもしれないけれど責めた兄と気がつかない両親にわたしは腹がたった。

イジメが社会問題である。そのことを学校教育だけに向けている風潮もある。相手が努力して変えられない「運命（身体・国籍・性別など）」を中傷することが何故悪いかを親は教えておく義務がある。

長崎島原で障害者と生きているシーラカンス原留男先生は「馬鹿と言う言葉をなんでつこうちゃいけんとですか。親愛の情をこめた馬鹿という表現もあるとです…」問題をおこしたわたしに「この馬鹿タレが！」と口の中が切れるほどわたしの顔を殴った教師は内密にして停学処分はなかった。

秋空に入道雲がみえたとても暑い水曜を終えた。

しんあい農園　足立　進