六さん 平成18年10月21日 しんあい農園日記


ブロッコリーとカリフラワーを少し育てているけれど、朝夕の青虫捕りには閉口する。あれだけ指で駆除したのに夕方にはたくさんの虫がついている。

運転中に専業農家の畑で育つ同じ野菜をながめてもきれいな葉である。要するに殺虫剤が噴霧されているからである。だから農薬はいけない、と思うのではなく、低農薬で消費者の要求する量を生産しなくては食が危うくなる。

庭先でつくる野菜ならば根気よく虫を殺せても、専業で何反もの面積で虫をさがして歩くことは不可能ですねと、阿知須のグランジャ山根さんに問いかけた。

山根さんは果樹と野菜に米を生産されている。ブラジルに農業指導に行かれポルトガル語でグランジャは「農園・農場」の意味らしい。「そうじゃね。虫や病気が発生する気温など天候をよみながら最低限度の薬はつかわなくては農業は成り立たないね」

有機農業とか無農薬農業とかをもっと現実的に勉強したい気持ちがした。午後から夕方まで山根さんの仕事場で話し込んだ。

しんあい農園 足立 進


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