六さん　平成18年１２月２２日　しんあい農園日記

防府の自衛隊そばの大吉弁当に配達に行ったら、魚を行商するおばさんが軽四で停まって商いをしていた。

「カキがたいへんじゃね」と声をかけたら、魚市場のセリでも買い手がつかないのでセリ人がひとパック８０円でみなさんに協力してくれ！と頼みこんだから仕入れた。ふだんは２００円以上はする。それでもまったく売れない。

鶏インフルエンザのとき「山口県のタマゴは要らない」とたくさん断られたからカキ業者の痛みはよくわかる。カイワレのときもそうだった。マスコミ報道はどう調理すれば安全なのかを大声で報じてほしいものである。

水曜にはじめてタマゴをお届けしたけれどお留守で置いて帰った奥さまから「嬉しくて嬉しくて」と農園タマゴにご縁ができた喜びのファクスが届いた。わたしも嬉しくて嬉しくて！

しんあい農園　足立　進