六さん　平成19年０１月０９日　しんあい農園日記

昨夜「低温注意報」がでて夜中に２０ヶ所ある鶏舎の水まわりを排水して歩いた。しかし、今朝の外気は２度で凍結して管が破裂するほどまで下がらなかった。

しかし、今夜は満天の星空なのでさきほど、真っ暗な農園内を歩いて排水しておいた。予報と７年ここで生活している「勘」で凍結事故をなくしたい。愛犬に「真っ暗でこわいから行こう」と誘っても「おまえだけで行け！」という目つきで寝ていた。

配達さきで、次女が５歳のころ、キツネの子供が親を慕う気持ちを表現した詩を読んで涙をながしたという本をお借りして読んでわたしも目頭があつくなった。わたしの記憶は幼少の昔にとび「にんじん」というソバカスの子供の短編小説で、逆境に生きる「にんじん」の生い立ちと自分を重ねて読んだコトまで思い出した。

活字にたくさんのイメージを描いていた純粋な気持ちは風化したのだろうか。

しんあい農園　足立　進