六さん　平成19年０１月１５日　しんあい農園日記

今朝も凍てついた。靴下の厚めを重ね履き・毛糸の帽子・たくさん着込んでその上にヤッケ・ポケットにはホカロン。これでも冷たさで指先の感覚がなくなる。

７時ごろにはあかるくなり、８時ごろから太陽の陽射しが届いてくる。お客さまから「読んでみませんか」と菜食の少冊子が手元にある。著者は４６日間、水だけの断食をして「食」にたいする境地に目覚めたという書き出しである。肉食や血のある食品がどれだけ危険かが最後まで述べられた。それぞれ信じるところで生きてゆけばよい。

わたしは蒙古族の食卓で何日も食事をしたけれど野菜は皆無。野菜の代わりに草を食べた山羊の血液を食べてビタミン補給をした。アラスカ物語で植村直己も野菜のない北極圏で、エスキモーに教わり動物のすべてを食べて生きた。どれだけ健康的に生きるかは大切なキーワードである。同じように「どう生きるか」もある。たまにはホルモン鍋に生ビールで元気を出して、人生を楽しみたい。

しんあい農園　足立　進