４時前に起きて味噌汁をつくりながら鯖を焼き、５時半前にご飯が炊きあがり、ゆっくり朝飯を楽しんだ。犬たちも星空のもとでしっかり運動させ、健太・太郎にハナちゃんの順に餌の盛りを調整して、犬も元気に餌容器に顔をうずめた。

薄暗い鶏舎を順番にまわりながら採卵作業。最近は演歌など大声であげながらやっている。１５番鶏舎にはいった瞬間に見た！うみ落とされ採卵箱に転がっているタマゴを２個、すごい早業でつついて食べる鶏を。すぐに手をのばし首をしめた。目つきは愛らしい、殺さないでほしいとうったえているようにもみえる。この痩せこけた鶏は餌に行くとイジメにあうのでタマゴを食べている。当然タマゴはまったくうんではいない。１５番鶏舎は割られたタマゴが地面に落ちて不衛生な状況が気になっていた。全身を痙攣させて絶命した。一日に１０個以上のタマゴを割られては困る。ケガをした鶏をなんとか生きるようにする努力をしながら、今朝のように殺してしまう鶏もいる。

山口市内を走り終え、小野にはいると夕暮れだった。自転車通学の女子中学生が、自転車を農道に転がして、畑で腰をまげて働いているおばあさんの手伝いを制服すがたでしていた。胸がジーンとした。