明日からの冷え込み心配

朝6時、気温3度。くもり。採卵をはじめて30分ぐらいで汗をかき、一時間ほどして重ね着したベストを脱いだ。

日長が次第に伸びる時期にかかり、朝の産卵時間が早まるのでFさんがいない独り作業は根気がいる。前後、右を向いても、左を向いても賑やかな鶏の産卵ラッシュアワーを隙間をぬうように手早く採卵する。

明日から予報どおりの寒波到来。13時に宇部市の防災メールで「水道管の破裂に気をつけて」と着信。井戸の水位を気にしながら凍結防止の排水を済ませて配達に出る。

久しぶりにライトを点灯せずに自宅に戻り荷物を降ろした。腹も減ったし、風呂にも入りたい。と考えていたが、鶏の出荷打ち合わせなどをした後、

有帆朝市会のご婦人から電話があった。

配達で朝市の近くを通過するが今まで数度しかお伺いしたことがない。とてもアットホームな雰囲気で活動されていて、少し時間をつくって立ち寄るだけで農園の理解も深まるだろうと感じながら。

明日は受け取り荷物が発生したので、受け取り時間の約束をして電話を切った。

農園で木、金曜日の選別パートYさんは有帆朝市会のメンバー。自身で栽培された野菜や果実などを出荷されているが、なかでも自家製こんにゃく芋で手作りした「こんにゃく」が人気商品になっている。

Yさんの自宅が宇部市と小野田市の境なので、路面が凍結する日は前もって休みを伝え、農園は凍結シフトに変える。今のところ、このシフトで賄えているので良いが、代わりをお願いするパートさんも高齢に差し掛かっている。

Yさんは「雪の日はお休み」という約束はつくりたくないが、渋滞と凍結道路のリスクは私自身避けたいのである。

明日以降の予定を電話で伝えても良かったが、有帆朝市に便が出来、皆さんの暖かい会話に混じりながら、週末の予定をお伝えしようと思う。

朝市会のメンバーとワイワイ話しながら、農園作業をご理解いただけると幸いである。

あだちまさし。