月別アーカイブ: 2014年7月

ジリジリ暑い木曜日

朝からジリジリ照りつける陽射しを受けて木曜日をスタート。暑い日も寒い日もあるのが当たり前と思いながら。
お客さまのなかでも、何年経っても会話がしっくりしない方もあれば、親戚付き合いのように親しくなった方もある。
要は、わたしの都合で世の中は動かないから、世の中の都合にわたしがあわせる(妥協?)すれば気持ちは楽になる。
7月の1ヶ月、タブレットを使いたいだけ使ってみた結果。2,8GBを消費した。農園の携帯電話3台とタブレットで10GBの契約は必要なかろうと感じた。7月の最終日。
月のはじめに農園日記の写真を更新している。今夜その手続きをしなければならない。写真の候補はいろいろ携帯電話で撮りためているが、先週お客さまからいただいたウナギを食べて満面の笑みをみせた母を登場させたいと決めた。あれだけの笑顔はなかろう。

加奈ちゃん夏バテ。きょうの教室を休み、いつもの笑顔がでない。「よしの」は完売。けれども厨房は猛烈に暑く、塩を舐めながらゆでたらしい。

豚骨ラーメン

昨夜、なかなか寝つけなかったのは暑さと母の心配。
医師が母の血液数値から容態を説明しても、会話もでき、食べさせれば時間をかけて食べるから医師の言葉を受け入れたくない気持ちがはたらく。
はなちゃん(愛犬)のとき、血液の数値から医師は「最後は苦しみます。安楽死はされませんか」と2度も私に促したが、その言葉を受け入れることはしなかった。結果、最後は医師の予想どうり苦しんだ。
尿が出ないことが一番母の問題らしい。末期の腎不全。96歳の長寿と、みなさんから支えていただいたことにわし夫婦もなにも不足はない。もの言わぬ母も不足は思っていないと思う。
一粒万倍。母のひと粒がたくさん開花した。安らかに、痛みのないようそのときを迎えてほしい。
わたしが母にできることは神様にこれまで生かされてきた母の人生の御礼。楽に終らせていただくお願い。この御礼とお願いしかないことがわかったから朝まで少しは眠れた。
水曜日は八幡宮の朝参り。先週から1週間いただいた母の命の御礼を申し上げた。西君には「ぼつぼつロトくじを当ててもええから」とおさい銭で金運を祈願。
長女の照美さんがご用をいただく金光教太秦教会に電話をした。
金光教では、氏子の願いを神様に取次をする教師がいる。
ざっくり言えばこの「取次」がわたしの信心の壁になっている。やれ腹が痛いとか足が痛いとかを教会で神様に取次をいただき治れば「おかげをいただきました」ぐらいの信仰話が多い。運動会が晴れたら「おかげ」運動会が雨ならば、頭痛が治らなければ「おかげ」ではないのか。
地震も津波も天地の営みのなかのことであり、そのなかで神様はわたしたちに「苦楽をともに歩もうぞ」と寄り添ってくださると思う。
つまり、わたしは母が楽に終らせていただく願いを、わたしも願うから「取次」をいただき神様にお願いをさせていただく。その結果がどうであれ受け入れていく腹がまえができたから「取次」の電話をした。照美さんが出て「先生はご本部参拝されています」と返事をしたので、明日電話しますと終えた。
母が逝く時期をむかえて、わたしがあらためて神様に祈るときになった。
今朝は寝不足で弁当はやめた。けれども朝食はしっかりいただいた。
昼食はJR小野田港駅そばのラーメン「一久」豚骨ラーメン・ご飯と餃子の定食730円。カウンター10席ぐらい、みなさん定食。パーキングは6台だからタンクローリーもわたしも路上の違法駐車。パトカーも無視して通過した。
豚骨ラーメンのあとは木陰に停めて昼寝を1時間。しっかり熟睡。

母が入院

ラジオで犬に食べさせてはいけない食品を紹介しており、関心をもって聴いた「ネットで調べたところ」と前置きはあった。
牛乳・卵と生肉の三種類があげられた。わたしの犬たち(自宅のコロは約20歳・農園の太郎も同じ歳・健太は16歳・ハッピーは推定7歳・はなちゃんは18歳まで生きた)牛乳と生卵は毎回(朝夕)ドッグフードに添えている。肝機能が極端に悪くなり(計測不能)腹水で腹がドラム缶のように腫れたはなちゃんに、牛・豚に鶏、魚など生肉をたくさん食べさせた。湯にとおして表面の雑菌は処理した。生死をさまよっていたはなちゃんが自力で大量の小便をして腹の腫れが治ったのは2回。肝機能回復には生肉がよいと獣医師から聞いた。
今夜も牛乳と生卵を農園の犬たちはドッグフードより先に食べた。ネットより自分を信じていこう。

朝、山口市内を走りながら9時から10時までに母のもとの家内から2度電話があり、容態がよくないので病院搬送になった。もう部屋に戻ることはない。まだ元気なころ、農園でワインを飲みながら「今夜はおばあちゃんの葬儀を決めておこう」と切り出した。
母は、自分の葬儀について思うことを話した。家族だけでよい。祭主は照美さん主人(金光教太秦教会長)にお願いしてほしい。自分の姉妹には葬儀のあと知らせばよい。
アルバムから、その日に使う写真も自分で「これ」と選んだ。
夕方、病院に付き添う家内から寝てばかりで食べない。と電話を受けた。気持ちよく寝ておればそれでよい。

数学者の藤野先生がさきほど来園。今朝、地域でヒマワリ満開の写真を撮っているわたしを見たと話された。
ロシアの国花はヒマワリ。撃墜されたマレーシア機はヒマワリ畑に墜落したと報じられた。

涼しく熟睡

昨夜は網戸を閉めないと肌寒さを感じた。布団かけてしっかり熟睡できた。
3時に起きてタブレットでわたしの関心あることだけのニュースを読んだ。沖縄県知事選挙は気になる。
4時「朝食は6時」と家内に頼んで、仕事をはじめた。5時まえには草刈機をスタートさせて6時まで草刈り。
シャワーをあびて朝食はしっかり食べた。7時前に月曜日の配達をスタート。夕方、農園に戻るまでは元気いっぱいを感じていたけれど、シャワーで着替えて缶ビールを飲んだら疲れがこみあげて、身も心もホニャホニャ状態。家内は洗濯物を持って自宅に帰った。
これから自力で夕食を済ませ。犬の世話をして布団を敷いて1日が終わる。明朝は、朝ごはんと弁当。犬の朝食がうまくできたら1時間ぐらい草刈りをして火曜日を走りはじめたい。
この時期、草刈りを半月休んだら農園は雑草に埋まる。
15年、ここで雑草と向き合っておれば、雑草に負けない知恵と体力が身についている。
明朝9時に母のことで医師が家内に話をする。家内は8時の朝食までに行き食事の世話をしてくれるらしい。
もちろん医師から告げられる内容は良いことではないぐらいはわかる。

芙蓉の人よかった

昨夜は真砂恵さん家族が来てくれた。食べきれないと思うほどの肉を男の子ふたりがもりもり食べて、真砂恵さん主人と缶ビールも酔うほど空き缶にした。花火も楽しく、よい時間を過ごした。待ちに待った「芙蓉の人」を見ながら寝ていた。
朝3時「芙蓉の人」録画を再生した。期待どおり「坂の上の雲」をめざした明治に生きた人の背骨がつたわった。竹内まりやのテーマ曲もよかった。
8時。母のもとに行った「きのうウナギがおいしかった」が今朝の会話のスタート「まだあるから(冷凍している)また食べよう」とにかく小便が管から出ないのが悪いサイン。職員さんも小便の量をしきりに気にされている。きょうは点滴をするらしい。
出された朝食をほぼ全部食べさせた。できるだけ自力で食べさせるので1時間かかる。火曜日にドクターに家内が面談予定。
山口市内の配達をして農園にもどり、軽く食べて11時から3時まで炎天下の草刈り、昨夜の焼き肉パワーで元気いっぱい汗をかいた。

焼き肉とビールの土曜日

3時から「朝まで生テレビ(集団的自衛権テーマ)」を5時まで見た。専門的知識があるパネラーみなさんの所見を聴きながら、わたしを含めて国民は知らない歴史がたくさんあることを知る。
そして、戦後70年のいま「戦後」の実感が若者にわかるのだろうか「戦後」にかわる「平和」を伝えれ言葉が要るように感じた。
6時までに朝食と犬を済ませて、7時に萩市の旅館。8時に大谷山荘納品をすませた。
母の夕食が、いただいたウナギ料理で賑やかにできた。
真砂恵さん家族が来てくれた。焼き肉で楽しく歓談。
これから「芙蓉の人」を見る。

ゴジラは怖い!

8時ごろ寝て、何事もなければ4時まで熟睡できるが、農園内を動きまわる動物に、耳のよい健太が反応して吠える。それで夢からさめる夜が多い。今朝は2時に吠えた。ムカデかもわからないので見に行く。

猛暑の金曜日。周南を走り終えた。もどったら犬たちをシャワーで洗い冷やしてやろうと急いだ。健太は水浴びは好き。太郎は好きでも高齢で毛に脂がすくなく乾かない。ハッピーは水は嫌いで逃げまわる。

きょう録画したのは「ゴジラ・キングギドラ・モスラ」の東宝映画。小学生のころ映画館でみたゴジラは怖くて、いまでも農園に巨大な影がうつり、前方の山より大きなゴジラが足音をたてて向かってきそうな想像をすることがある。ゴジラは怖い!

明日の夕方は、母の好物ウナギ料理を家内と持っていく。真砂恵さん家族が夜に来てくれて農園焼き肉。しっかり汗をかいてビールを飲みたい。花火も用意しなくては。

あす土曜日の録画は。午後9時から6回シリーズ「芙蓉の人・富士山頂の妻」
ときは明治。富士山頂で気象観測をする意義を野中到が唱えるが国は動かず。野中は私財を投じて富士山頂観測小屋の建築をはじめた。
冬季の越冬観測に、到の身を案じて妻千代子は同行したいが、明治の男が許すはずはなく。資材運搬を任された千代子は二人ぶんを山にあげた。
無線も電話もない山頂で、千代子は夢枕にお別れにたった子供のことを日記に記した。下界では同じ日に子供がなくなった。
わたしが新田次郎の世界に魅せられたはじめての作品がテレビ化されました。実話です。
竹内まりやのテーマ曲もよいと思います。

関心ありましたらご覧ください。

木曜日が終わった

農園から国道2号線に出たところのセブンイレブンは必ず立ち寄りコーヒーだけを買う。他にもセブンがあるけれどここでホットコーヒーを買う。
理由がある。レジのおばちゃんが「きょうはRですか、Lですか?」と両方のカップを手にして聞いてくる。常連客がなにを買うか覚えている。コンビニのマニュアルにはないだろう応対が嬉しい。炎天下の作業に向かう若者には「暑いから気をつけえゃ!」と言いながら商品を笑顔で渡す。
木曜日のスタートはレストラン「うさぎ」7時半に着いたら、今朝も全スタッフが注文弁当に忙しい。オーナーシェフはアロハシャツに短パン「これを済ませて西長門リゾートに焼そばの出稼ぎです」海水浴客でプライベートビーチは賑わい、焼そば大人気らしい。
加奈ちゃんは自宅でパン教室でにぎやか。
「よしの」は完売御礼の札。
暑いなか、みなさん元気に働いておられて、それが私の励みになる。
農園の犬たちは、朝から木陰に穴を掘り、1日身体を冷やす術をしって元気。

ようこそソウルへ!

吉部八幡宮に朝参りの水曜日。本殿と西君の祖霊殿に清々しくお参りができた。
神社仏閣には寄進された方々の名前と金額がのこされている。人それぞれに刻まれた、あるいは書き残されたそれらを見て思い方はあるだろう。
わたしは、神様にお供えしたことは、名前や金額を刻むことではない派のひとり。神様に心から御礼申し上げに参拝された方は、お賽銭だったかもわからないが、神様は心を受けとめてくださると信じている。
まぁ、細かいことより神様に農園のみなさんが1週間を元気に働かせていただき、母も1週間を過ごせたことを御礼申し上げ。祖霊殿で神様になった西君に「農園をお守りください」と拝礼。

小野田市。読売新聞販売店ではいつも朝刊をいただく。お昼に手作り弁当(ホッケ焼き物・卵焼き・ウィンナーなど・ふりかけは車に常備)を食べながら読む。
きょうの読売新聞はよかった。一面ブチ抜きカラー印刷で「東京都知事のソウル訪問(7月23日〜25日)を歓迎します」
ふと文字で「ともだち・ようこそソウルへ!」ソウル特別市長 パク・ウォンスン(朴元淳)
日本では反韓を活字にすれば本が売れる。その風潮は卒業して、もう隣人を嫌わずに手を握ればよい。もちろん懸案はあろうが、仲良くなれば懸案に道はつくだろう。

昨夜着信したメールを朝3時に読んだ。菊川町のお客さまがお知り合いを紹介してくださり、住所とお名前が書かれていた。
カーナビはないので、さっそくタブレットで地図検索。詳細に場所がわかった。明日はスイスイ着けると思った。
ホルモンを焼いて、生ビールをグングン呑んだら暑気払いになりそう。近いうちやりたい。暑い!ホルモン喰いたい!。

タブレット生活

タブレットが生活の一部になり約1ヶ月。
早朝、テレビはつけないでタブレットを起動し、いろいろなジャンルのサイトを見ている。これは先々、このサイトは読んでおこうと決めるため。
ほとんどわたしの生活に無縁の情報だとわかってきた。それと、あたりまえのことだが、発信する側の意図に左右されない、つまり活字を信用せずに事実を拾いだす見方が必要になると思った。
タブレットは配達の車に持ち込むが、目的はカーラジオが聞こえ難い地域でネットラジオ。おおきなヘビやカエル。好きな風景を見たらパチリと撮すわたしのアルバムづくり。昼間はそれだけの機能を使う。
きのうは山あいの美祢市だったからネットラジオが活躍した。大友良英の「音楽とコトバ」ゲストが小説家の高橋源一郎で、わたしにはおもしろい内容だった。
わたしは、たとえば平原綾香のCDをよく聴く。べつに曲にのせているコトバを集中して聴いていないと思う。好きな歌手の声だから何度も聴ける「それはありだ!」とパーソナリティーが共感してくれた。
今村夫妻がクラシック音楽を聴いていると言われた。お正月のテレビでクラシック演奏番組を聴いているとき近所のボヤに消防車が来たがクラシックに集中していてサイレンが聞こえなかったと話された。
クラシックがそれほどのものかとネットFMで聴いているが、まだまだその域は遠い。
産経新聞はタブレット契約に移行したいと思う。
わたしなりのタブレット生活を考えていきたい。

梅雨があけた

3時すぎに起きてタブレットで新聞を読む。5時まえから6時まで草刈り。

(平成26年7月12日更新)「三菱東京UFJ銀行」ではアカウントの安全性認証を行われるため、お客様はアカウントが凍結?休眠されないように、直ちにアカウントをご認証ください。(昨夜の原文)

以上のメール末尾に「認証」クリックが添付されたメールが深夜に届く。昨夜をふくめて最近5回着信した。その都度削除しているが、有名な資産家のわたしは狙われている。

「生き方」の本や講演はたくさんある「逝き方」は目や耳にとまることが少ないなかで、先日の早朝ラジオに聴き入った。
病気や寿命で命が消える。それはついていた部屋の灯りを、できていたことができなくなり部屋の灯りをひとつ、またひとつと本人が消してゆき、やがて全部の部屋から灯りが消える。
けれども、せっかく本人が消した灯りを栄養点滴などでつけてしまう今の医療がある。
本人はふたたび灯りを消すつらい努力を強いられる。
ひとつの貴重な考え方と受け止めた。

美祢市の山あい、じいちゃんが入院して、田と畑をもりしているばあちゃんが納屋の前に座り込んでいた。
カボチャにダイズなどをイノシンに全部食べられ、今朝からカラスの群れがトマトに目をつけた。熟れたものは食べつくし、若くて青いトマトはくちばしでちぎり散らした「もう、どこかに引っ越そうと思案していた」この地域はサルもシカも出る。

草刈り日曜日

5時から草刈りでかいた汗をシャワーでながし8時。母の朝食にまに合った。職員さんが母の部屋で一枚のパンにジャムをつけて小さく手でさいて皿にもりつけていた。副食は、味噌汁とひじきの煮物にカマボコとお茶。これを自力で食べなければならない。ここはサービス付き高齢者住宅。特別養護ホームではない。自力が基本になる。
見た目にも食欲がわきあがる献立ではない。それを言うわたしの立場ではない「食べさせます」と部屋に入り、家内が農園で用意してくれた卵とベーコン料理とヨーグルトをベッドの食卓に置いて、雑談を交わしながらスプーンと箸で食べさせた。40分たって「もう食べん」と口をとじた。パンは半分と卵料理にヨーグルトは食べた。
もし、わたしが来なければ時間になれば「食欲なし」でサプリメントを与えられておわるだろう。
けれども、わたしができることを精一杯やるしかない。母が「やさしくしてくれてありがとう」と眠りながらつぶやいた。
農園にもどり炎天下の草刈りをすませ、風呂でさっぱりして缶を3本飲みほしたとき、数学者の藤野先生が来園「日記で読みました。深夜の運転はいつでもやります」と、もしもの時の運転に手をあげてくださった。
きのう夕食のとき、母が最近にない最高の笑顔をみせた。携帯電話で撮った。来月の農園日記に笑顔の母を載せようと思う。

母の土曜日

家内がアナゴを買ってきて開いた。頭は犬の好物。小さい巻き寿司・エビのかき揚げ・ささみも唐揚げ・卵料理にかんぴょうなどを盛りつけて母の夕食に行った。玄関で職員さんから呼び止められた「ずいぶん食がほそくなりなり心配しています」
部屋に入りタブレットをあけて「ほら!」とひ孫の写真をたくさん見せた。昨夜までにメールに添付で届いた写真。目をまるくしてうなずきながら見てくれた。
つぎはタブレットで相撲中継を見せた。横綱の勇姿に満面の笑み。母は相撲が好きで、わたしが若いころの日曜日。母と相撲を見ながらコップ酒で一升あけたことがある。
気分が高揚したところで農園御膳をひらいた。目をおおきくして喜んだ。食欲は旺盛で会話をはずませながらたくさん食べてくれた。食後、冷やした桃をナイフでむいたら、たくさん食べた。
明日の朝食はわたしが担当する。
数日まえの夜、いま母のことで呼ばれたら飲酒運転になると思った。地域で一軒のタクシーに「夜中、宇部まで走れますか」と尋ねたら「私は晩酌が生き甲斐ですから無理です」近いうちに船木のタクシーに頼みたい。

土曜日。朝7時に萩市のコンビニで、いつもは100円のコーヒーを飲むけれど、今朝は頭がすっきりしないので150円の大きいカップのホットコーヒーにした。カップをセットして押したボタンはいつもの100円。
こんな失敗がこれからたくさんあるだろう。コーヒーはよいけれど運転には気をつけないと。

好きな書店がある

書店はどんどん少なくなる。そのなかで以前から気に入っている書店が国道2号線下りの徳山にある。
店内照明が明るい。老眼鏡で本を選ぶには明るさはありがたい。
店内にベンチがあり、立ち読みではなく座り読みが堂々とできる。
ラッピングを頼めば、専従スタッフが包装紙やリボンのカタログを出して選ばせてくれる。つまり、お客をとても大切にしてくれる。
タブレットを約1ヶ月使った。操作マニュアルはないから使いながは覚えてきた。理解ができない、たとえば撮った画像とメールに添付されてきた画像の扱いかたをドコモ店に飛び込みで入り、目がパッチリのお嬢さんに質問したら、専門用語を早口でしゃべり、指先をスイスイ動かして「こうなります」と言われた。理解できないまま店を出た。
昔は何冊もあった操作マニュアル本を熟読して、ワープロ入力からプリントアウトまでできた。よし!本を買おうとお気に入りの書店に行った。
スマホにタブレットを解説する書籍コーナーは広く、わたしと同じ年代ぐらいの人が5〜6人本を選んでいた。わたしのタブレット機種を解説する分厚い本を見つけた。ベンチに腰をおろして目次を見たが、専門用語が多くて目次が理解できない。そのうち眠たくなり、瞬間的に夢をみた。本は買わずに店を出た。もう1ヶ月近道はないけれど慣れるよう努力をしてみよう。
マダニが病気を感染するといわれる。秋吉台から農園一帯はとくにイノシンやシカなど獣が多いので犬の発症が多い地域らしい。農園内も今年はマダニが多く、薬をつけてもすべて駆除は無理で、犬の血を吸って納豆より少し小さいぐらいまでふくれたダニが、犬からコロリと落ちる。この腹いっぱい血を吸ったダニをビンに入れて観察したとき、約2ヶ月生きていた。生命力のかたまりだと思った。このダニに、木炭を焼く過程で炭から出てくる木さく酢の原液をかけたら瞬時にダニは死ぬ。50パーセント水で薄めても効果がある。農園犬に1日1回、霧吹きで噴霧して、わたしの両手で膚にすりこむ。たしかに効果はある。けれどもにおいが強烈だから犬の嗅覚には負担かもわからない。今夜も実験の継続。

器が幸せを決める

昨日の訂正

買い続けて約3万円。獲得賞金2900円なり。

下関市は坂道が多い。その坂道住宅街のほぼ頂上のお宅は老夫婦。自家用車は数年前に廃車された。
買い物と医者通院が老夫婦にはおおきな問題になっていた。そのおばあさんが足を骨折。原因は地域で開催の健康推進の体操教室。買い物と通院はタクシー。家事と風呂も困難になった「お大事に」としかわたしの言葉はない。
美祢「よしの」に2時半に着いた。最後のお客が食べ終わり閉店「2時間休んで夕方の営業はされませんか」と尋ねた。ふた月それをしたことがあった。5時から7時まで営業した。確かに売り上げは上がったが、8時過ぎに自宅にもどり、疲れきっての夕食をするとき、何のために働くのかを問われた。もちろん生活の糧は稼がなくてはならないが、同じぐらい生活の満足も考えなくてならない。それで3時閉店に決めた。
美祢から農園に戻りながら「生活の満足」を考えた。
金光教の教師。玉井光男師は「筒」をいつも問われた。筒いっぱいに生きておるか。というような筒。器とも受け取れる。
わたしの「筒」「器」に収まるほどの幸せは手に入る。それ以上欲しければ「筒」「器」を大きくしなければならない。そんなことを考える「よしの」の会話だった。

タブレット恐ろしや!

火曜日の夕方、ミニロトの抽選があり、夜8時まえには携帯電話で「みずほ銀行」サイトを確認している。毎週1000円を年末から買い続けて約3万円。獲得賞金29000円なり。昨夜はチェックをやめた。
水曜日は八幡宮本殿と西クン祖霊殿の朝参り。本殿で「神様、ぼつぼつ当たってもよいのではありませんか。賞金の一部は必ずお供えします。約束します」と期待をこめてかしわ手をうった。
運転席に座り「みずほ銀行」いつもと同じ空振り。
今村さん夫妻は、わたしが座る椅子を裏庭に用意して待ってくださった。野球監督と同じぐらい励まれた相撲談義を聞かせていただいた。土俵であの至近距離から立ち会い、ときには両者が頭を、音が聞こえるほどぶつける。相撲は最強の格闘技だと教えていただき、安田登先生の相撲を基本にした整体術の本を置いて帰った。発信者は藤野先生「よしの」が読み終わった。
だいぶ前から「ハイボール」を飲むことが多くなった。天宿温泉の休憩室には200円で販売機にある。夜中に新聞や本を読むときも缶ハイボールを飲む。ラジオで家庭でつくる最高のハイボールが紹介されたので、井上酒店配達のとき話題にしたら、試供品のサントリー炭酸ソーダ缶を数本いただいた。
サントリー白角は農園に常備してある。
ジョッキをキンキンに冷やして氷をぎっしりつめて。酒とソーダ水は1対4。ソーダ水をそそいだら「そっと」一回まわす。今夜は、つめたいハイボール。
昼前から視界をさえぎるほどの豪雨。パチンコ店駐車場に避難して弁当。今朝の卵焼きは牛乳を入れたので昼でもやわらかい。約90分駐車場でタブレットラジオを快適に楽しんで雨宿り。
配達をすませて市内のドコモ店に立ち寄り、撮った画像をアルバムで整理するアプリの操作を教えていただいた。
作家の児玉清さんが、生前に白内障の手術をされたあと「朝、髭そりで鏡にうつる自分の顔が、あまりにもよく見えてシミにシワがたくさんあり、現実がはっきり見えてしまった」と話された。
わたしは今朝、八幡宮の写真をタブレットで撮る練習を、老眼鏡でしていたら、あるボタンを押したら自分の顔が画面いっぱいにうつり、わたしの現実を直視した。

朝寝坊で慌ただしく

目覚めたとき、一晩の夢はいつも消えていく。昨夜の夢は一生懸命おもしろく夕方でも思い出せる。
半ズボンで街を歩いていたら下着のパンツがすそから出る。何度もパンツを引き上げても出る。それならば、パンツと半ズボンを履き替えたらおさまりがよい。半ズボンを下着にしてパンツをおもてに履いた。これは異常かもわからないと、トイレでパンツを脱いで半ズボンひとつになり問題解決した。
問題は、あまりにも楽しい夢で起きたら5時。1時間以上も朝寝坊になった。慌ただしく朝の行事をすませ、弁当をつめて7時にスタートできた。

山口市内の石材店奥さま「松村クンが山大で(ふく)の講義をしていた」萩市の中学同級生だから「松村クン」と呼べる。テレビのニュースでみたらしい。松村御大にご縁ある方は、あの相変わらずの若大将ぶりが自慢になる。
山口市内、住宅街を、わたしの愛犬だった「はなちゃん」に似た老犬を歩かせるおじいさんがおられた。素通りできない気持ちになり停めた「ワンちゃん高齢ですね」と声をかけた「はい15歳です」片方の目は白内障。毛は艶がなくバサバサ。骨格標本のようでも飼い主にあわせて歩く「長生きせえよ!」と頭を撫でた「ありがとうございます」とおじいさんが一礼。はなちゃんに逢ったような気持ちになった。
今夜はどんな夢になるのか楽しみ。

富士山頂の妻

月曜日の配達はじめは岡本拓也さん。地域の注文をまとめていただき、さらに配達もしてくださる。月曜日の最後は有帆のMさんも、毎週200個ちかい数を地域に配達していただいている。農園をささえてくださる大勢のお客さまに感謝。
体重45キロの猟犬(9歳)が熱中症で入院していた。体重が重いので足への負担もありダイエットなど獣医から指示された飼い主さんは犬の減量に当惑されていた。
母は、どこかに炎症があることまではわかり抗生物質投与がはじまった。食事は職員さんが時間をかけて食べさせてくれているらしい。床擦れ、できない排泄に炎症まであり、そばにおれないからいっそう心配はつのる。週末は農園御膳をとどけよう。
とても嬉しい情報。
わたしが若いころ読んで、人にすすめる本のトップは、新田次郎「芙蓉の人」
今月26日(土曜日)からNHK総合テレビ「土曜日ドラマ」で連続?されるらしい。タイトルは「芙蓉の人 富士山頂の妻」
松下奈緒・佐藤隆太・余貴美子など配役で、主題歌は竹内まりや「深秋」
番組がとても待ち遠しい。

黄金色の招き猫

きのう夕方、母のもとに家内特製「いろいろご膳」を届けた。
部屋に入ると母は寝ている。尿が出ない、腕が腫れる、食欲は少ないなどを電話で聞いていた。呼びかけても揺すっても反応がなく、顔をさわったら冷たく感じた。よく見ると呼吸はしている。
食事どきで忙しいのに職員さんが来てくれ白血球を計って「悪くない」と耳もとで呼びかけるが反応がない。もうひとり職員さんが加勢に来てくれ「あだちさん!」の連呼にも目がさめない。家内が、せっかくおばあちゃんが楽しみにしていたので、もし目がさめたら少しでも食べさせてくださいとお願いしているところにベテラン職員さんが登場「ベッドを起こします」熟睡中の母のベッドを電動で、かなり直角まで起こした。母は薄目をあけて「御膳」を見て我に戻ることができた。約1時間かけて薄切り牛肉、エビ、だし巻き卵、野菜いろいろ、果物ゼリーにヨーグルト、シジミの赤ダシ、小さいご飯(ひじき・ゆかり・牛肉巻き)奈良漬など、少量多彩をたくさん食べてくれた。薬を飲ませて、入れ歯を洗ったらまた深い眠りにおちた。
今朝は大雨警報(時間雨量40ミリ)のなか、母が心配で朝食時間に向かった。きのう夕食のことは記憶にない。パン一枚・皿にジャム・味噌汁・野菜煮付け・かまぼこ。これで食欲が出るように思えない。けれどもプログラムには従わなければならない。
ヨーグルトを買ってきたので、パンを小さくちぎりジャムをつけて口に入れ、ヨーグルトをスプーンで口に運び。味噌汁でパンをふくらせて食べさせたり、約30分でたくさん食べさせた。毎食つきあえれば食べる量も増えるが。
山口市内に配達に行き宝くじを1000円買った。わたしの前のご老人は売り子のおばさんに「おはようございました(山口弁)」と挨拶をして、よろしくお願いいたしますと2000円を差し出した。宝くじを受けとると、真顔で売り場に設置されている黄金色の招き猫に宝くじをかざし低頭二拍手。正統派宝くじマニアを目撃した。
午後から3時間草刈に汗をかいた。

きのう録画「富士山頂」を深夜に一気に観た。石原裕次郎、渡哲也、勝新太郎、星ゆりこなど出演でも、富士山頂にレーダードームをつくる意図というか大義というのか、たいへんあいまいなストーリーに落胆した。
富士山頂ドーム建設をよくあらわした作品はプロジェクトXだとあらためて思った。

乃木坂46

乃木坂46の「夏のFree&Easy」 作詞 秋元康 作曲 井上トモノリ
昨夜8時のタモリ歌番組のトップは、この歌で賑やかにはじまった。8時前、酒屋の井上さんから「息子の作曲を、乃木坂46が一番最初に歌う」それで「井上」だけの関心で1曲だけ見た。井上御殿がもうじきできそう!
昨夜「ショーシャンクの空に」を録画。今朝2時から待ちきれなくて観た。希望を抱いて生きる爽やかさで感動した。
「富士山頂(新田次郎)」を午後から予約録画している。NHKプロジェクト X 初回がこの富士山頂にレーダードームをつくる男たちの物語だった。いつかゆっくり観たい。
母の夕食を農園でつくっていく準備を家内がしている。
さきほど施設から電話があり、尿の出が悪く食欲は少ない。むくみもあるので月曜日に往診を頼みましたと。

台風の影響あり

4時に起きた「6時すぎ」と家内に朝食を頼み、配達の準備を急いですませ、5時前から草刈機を動かした。わたしの感じでは、この草刈機は10人以上の仕事ができる。1時間でも驚くほど広い面積の雑草を刈る力がある。約90分しっかり汗をかいた。シャワーでさっぱりして慌ただしく朝食。7時ごろ予定どおりに金曜日を走りだした。
台風の被害甚大な南木曽。名古屋から長野への中央本線、線路が流され復旧の見通しがたたない。
家内は、今月長野である同窓会を楽しみにしていた。卵のお客さまで、ふるさとが諏訪神社近くの奥さまが「名古屋駅から長野までの特急はグリーン車。最前列の右側は信州の山々が最高に眺められます。名古屋駅でグリーン車乗車口に、きしめん売店があるから冷たいきしめんを車内持ち込みできたら最高の旅になります」とアドバイスを受けて家内は、そのとおりにチケットを手に入れた。けれども台風で不通になり、チケットはキャンセルした。同窓会もキャンセルだろう。
今年はマダニが異常発生している。いろいろ犬たちに対策をしているが、毎朝、血を吸ったマダニがコロンと落ちている。草むらに殺虫剤をかける検討を明日はやらねばならない。

天宿温泉でゆっくり

4時に起きて太郎さんを見にいったら、いまやったばかりの小便が表面張力でドーム状態。わたしに叱られると思い背を向けてまるくなった。
はなちゃんや母の老いを体験したから叱らない。

台風の影響で渋滞を心配し、下関トヨタ店で愛車のオイル交換もあり早めに農園を出た。ところが下関までの国道は車がいつもより少なくスイスイ走れた。理由はあとでわかった。幼稚園から高校まですべて休みになっていた。
オイル交換を待つあいだ、日ごろは読まない「山口新聞」を読めた。県セミナーパークで三回講師をされた古川薫先生の「赤トンボの翼」あすから連載のプロローグ。
終戦の直前、飛べる飛行機を失い木枠と布張りの練習機「赤トンボ」の翼の下に250キロ爆弾を抱いて、宮古島から特攻に飛び立った少年たち。
大内文化の講演3回×2時間のうち半分をついやした講義は、宮古島から赤トンボで飛ばされエメラルドの海を血に染めた少年たち。
90歳ちかい歴史小説家がどうしても遺しておきたい歴史。それはセミナーパークで聞いた「僕は赤トンボを東京の工場で組み立てていたのです。あのような練習機に少年を乗せて特攻させた上官は生きて終戦をむかえ、あの時代はしかたがなかったと語る。それは許されない」
山口新聞は購読していないから、あとで本になれば求めたい古川先生渾身の作品。
プロローグの最後は「ああ君死に給うことなかれ! 今この平和な祖国の楽園の蒼空を 翔び続けてくださいますか。 あの日のように純白のマフラーをなびかせて」と結ばれている。

下関のお客さまから絵本を頂戴した「6さいのおよめさん」明朝、スッキリ目覚めて読ませていただく。
美祢市「よしの」はきょうも完売。明日の夜BSである「ショーシャンクの空に」を話題にしたら夫妻が「10年ぐらい前に観ました。まだ覚えています」で意気投合「ソルト」も観たで映画談義で楽しかった。
久しぶりに天宿温泉でくつろいだ。

タブレット新聞

2時に目がさめた。
タブレットを求めた理由のなかに新聞がある。農園をはじめてすぐに新聞を頼んだら、橋の手前に新聞受けをつくれば入れてあげよう。つまり、橋を渡り農園までは来ない意思表示だった。
産経新聞・毎日新聞と宇部日報の3紙は、わたしが配達に出たあと正志が自宅から持ってくる。わたしが目を通すのは夕方になる。15年それを続けた。
テレビのニュースは午前3時からはじまる。けれども気になるニュースがはじまるまで、子供やペットの虐待。芸能人の事件など、見たくない、知りたくもない報道を受け身で見るよりしかたがない。
けれどもタブレットで無料の新聞を、わたしが知りたいニュースを読むことができる。これは、わたしには画期的文明開化。

新聞に目をとおして、眠くないので録画の映画「ソルト」を見ることにした。興味のある番組は、とにかく録画しておき、時間のあるとき再生する。少し見てわたしの好みでなければ即削除。
「ソルト」女優のアンジェリーナなんとかは美人で、二重スパイのストーリーもおもしろく、ほぼラストまで見てしまった。5時には食事をおわり働かなくてはならない。映画はおもしろい。
水曜日の楽しみは、今村家での会話。会話の場所は裏口の外、椅子も用意されご夫妻とわたしの3人で飾らない会話を30分。先日、ご主人陶芸の腕をみこんで、わたしの骨ツボ制作をお願いした。今村陶工の会心作がほぼ完成した。
台風の影響で風が強くなり、太郎さんの小屋が飛ばされた。健太とハッピーは作業場で毎晩寝る。太郎さんを入れたら、朝小便や大便をしていることがある。今夜はそのリスクより、太郎さんの安眠を優先したいので、雨のなかを歩き、両方の排泄をさせた。仲間と眠れるので太郎さん嬉しいようす。

風呂場のような火曜日

まるで風呂場にいるぐらいの湿度と気温の火曜日を終えた。早くやすみたいが、部屋の湿度がたかく寝るような気分になれないからクーラーを入れた。さっぱりした晩酌が楽しめる。
過去を語らない母の過去が、いまになり浮き彫りになりつつある。点を結び線になり、線を集めて面になる。過去のなにげない母の言葉をつなぎ、わたしの子守りをしたアサちゃんの記憶の言葉。それに母より約15歳下の妹の記憶。わたしの父親が浮かんできた。母のおおまかな人生が見えてきた。
わたしが、ぎじろくセンターを辞めて養鶏をやる。と母に告げたのは、その年の新年だったと思う「なんで辞めるのか」と声を出して泣いた母。わたしが起業して保証人が無いが銀行借り入れは要るとき「保証人を頼みます」と何度も母を心配させた。
業績がよくなり、借り入れはしなくても資金繰りが楽にできた。母も安心した。
また振り出しに戻る道を決めた息子に、母は老後の希望を失ったかもわからない。
その夏に母が詠んだ句
成り行きは 子に任せいる 夏座敷

おまえを信じておるから。と昨夜読み取れた。

台風の接近で老人会の小豆島旅行が中止になったお客さま。前の台風で1週間断水してトイレに困ったお客さま。みなさん台風を心配されていた。自然の営みにはあらがえない。

豪雨の月曜日

わたしは濡れても卵は濡らすわけにはいかない。豪雨のなかで配達を終えた。
農園に戻ったら、ぎじろくセンターで長年働いた安川さんが退職され、お嬢さんとご丁寧に挨拶に来てくださった。採用試験でわたしが採用を決めた。当時は新婚の奥さまだったと思う。お嬢さんも美人に育ち幸せそうで安心した。またご家族でゆっくり遊びに来てほしい。
11日午後11時過ぎからBSプレミアムで「ショーシャンクの空に」が放映される。20年以上、無実の罪で投獄されながら希望を失わずに生きた男の物語。観たあと気持ちが晴れ晴れした記憶がある。録画してCDにのこしておこう。

12日 金曜日、BS日テレ。午後2時から「富士山頂」
石原裕次郎・山崎 努・渡哲也が、富士山頂に観測小屋をつくるストーリーらしい。新田次郎「芙蓉の人」映画化は長門裕之、南田洋子だったが内容は同じだと思う。これも録画予約した。
台風進路に被害がないように。

小雨の草刈り

3時に目がさめた。きょうは1日雨の予報だけど降っていない。
草刈りをやることにして準備をはじめた。5時まえ農園で一番強力な草刈機ハンマーナイフを始動させ、草むらに入った。一度使えば掃除が厄介なため、途中で雨ぐらいではやめない。燃料が切れる直前、3時間半ほど、広い面積を小雨のなかでやり終えた。
まず犬たちの食事。今朝は缶詰めをあけた。どの犬も好物で食器がカラカラ動くほどの勢いだった。
シャワーを使い、着替えてからわたしの食事。今朝は加奈ちゃんのパン。イチジクやブドウが中身になり、とても硬いがおいしい。牛乳と納豆。
山口市内の配達を済ませて母にあいに行った。着いたのは10時過ぎ、息をしているのかと思うぐらい、とけるように寝ていた。揺すって起こした。
ちかいうちに、ウナギを夕食に持ってくると言うと笑顔で「ありがとう」。職員さんによくしていただき安心。
昼は家内がモヤシ大盛ラーメンをつくった。自家製煮豚が添えられたのでビールひと缶。そして1時間の昼寝。
午後から、母の生涯を書き留めることに専念できた。

今村先輩と昼寝

昨夜、太郎さん(20歳ビーグル)が鼻血を出した。今朝はせき込んだら口から少しの吐血。食欲は少なくなり今朝は絶食。気にはなるが医者に行っても根本的な治療は無理だろう。なにより太郎は車に激しく酔う。夕方は鶏肉と野菜スープに生卵とドッグフードを少し食べてくれた。
萩市から長門市。美祢市の加奈ちゃんから配達日以外のご注文。8時半ごろ到着。宅配を受けていたので道路で停車。ラジオはFM山口放送「プチラボ・ベーカリーの内藤加奈さんを講師に、FM山口主催パン教室開催。今回はカンパーニュ」とアナウンス。
加奈ちゃんは、きょう11時から自宅販売のパン(種類と数は山盛り)をひとりで焼いてラッピングに忙しい。たくさんの数をラッピングしたあと、商品名に材料や保存方法を書いたシールを貼る作業だから徹夜だろう。しかし加奈ちゃんスマイル。明日の朝食用などに硬いパン(自家製酵母)にイチジク入りがあり三つ買った。支払いしたらオマケがついた。あれだけのパンを田舎の自宅で完売するから驚き。
午後からセミナーパークで古川薫先生(歴史家約90歳)3回講演の、今回は最終3回目。ペアで聴講生になり、元専修大学野球監督の今村さん(70歳)を誘った。1回目、講師の脱線講義と高齢だから覇気のない口調が最高の睡眠薬。誘って悪かったです。もう2回はキャンセルしましょう。と今村さんに言ったら「ボクも眠かった。けれども3回受講すると決めたからは最後までやりましょう」と尻を叩かれ、きょうも今村さんもわたしもほぼ昼寝で終わった。
松村御大の中学同級生。東洋大学のラグビー上田さんのお宅が講演会場から近いので今村さんをご案内した。旧山陽道に面した庭も立派なお宅。野球とラグビーではあってもスポーツの世界だからか、上田さんは「今村先輩!」と敬語で会話をされ、傍のわたしも気持ちがよかった。
参拝のあとドコモ店でタブレットの操作を習った。
3時に起きて長い土曜日を終えた。台風の動きが気になる。美祢市では特産の梨など受粉が終った。農園の栗や柿も小さい実がついている。

母のおおきさ

きのう母の一番したの妹(81歳)から封書が私に届いた。この妹が誕生したころ、母は松江市に奉公に出され一緒に過ごした時期はないように思う。
けれども、わたしの最大の疑問。母が中国語を知っていることがわかった。母の奉公さき(母曰く、金光教北堀教会の信者)奥さまが、毎朝人力車で参拝されるあとを走っておともをした。その奉公先が中国の青島(ちんとう・ちんたお)に行くことになり青島で2年(2年の話は家内が母から聞いた)居住したが目を患い帰国。つまり帰されたのだが、故郷に戻らず宇部。
そこを推理してみると、私の父親は山大農学部獣医学で学び獣医師だった。青島に駐屯する陸軍獣医師として軍馬を診ていた。開戦前になんらかの事情(命令)で父親は帰国。目を患ったと帰国の理由で一緒に帰国。
兵庫県のおばさんの回想によると、故郷で嫁に欲しいと縁談があった。手紙で親がわたしの母に知らせたら、結婚したい男がいる。と返事があった。
宇部から少し離れた父親の家は大きな地主で妻があった。しかし子宝には恵まれなかった。
当面、宇部の保健所(海の近く)付近に家をあたえられた。
宇部空襲のとき焼夷弾で家は焼けた(母回想の言葉)当時は28歳。炎のなかを主人を頼って逃げた。
そして33歳でわたしを出産。わたしの処遇で母は主人の家に招かれ、親戚からも歓迎された。それは兵庫県のおばさんが父親から聞いている。
けれども、わたしの誕生のあと正妻に男子が生まれた。
母は私を連れて身をひくかたちになった。けれども、昨夜のおばさんの電話では「進ちゃん、あんたの父親はとても立派な人じゃった。何度も、あんたなお母さんと出雲の家を訪れて家の経済やいろいろなことを解決された。さいさいおとしたばかりの牛肉のかたまりを送ってくれて、食料事情が悪いなか、わたしはあの肉で育ててもらった」
母が全財産をつかい自宅を買うとき、家内が「おばあちゃんが照美(長女)を連れて、常盤公園にご主人に会いに行かれた」と夕方話した。推測ではあるが自宅の購入資金を、最後の頼みで孫をつれて頼んだのだろうか。
きょう、ある方に父親の大学卒業名簿の確認をお願いした。
青島にご縁が深い知り合いがあるので、戦前、山口の連隊が居留していたか調べてもらう。
過去を一切語らずお国替えをする母のその日に、母の人生をありがたく受けとめたい。母が、わたしに父親を一切語らないのは、私がもしも父親の財産相続を思い立つ、恥ずかしい男にならないためかもわからない。
母のことがわかるにつれて、大正・昭和に平成を立派に生きた母の大きさが見えてきた。

寝るしかない。

早朝から豪雨。週のなかで一番積み荷(卵)が多く、走る距離もながい木曜日。こんな日もあるわい、と腹をくくりレインコートに長靴で農園を6時半に出た。景気づけに平原綾香の「ジョイフル・ジョイフル」をかけた。
8時までに4ヶ所お届けでずぶ濡れになり、クーラーと暖房を併用して乾かすようにした。
下関市がおわり菊川に向かうとき、荷台を上げたまま走ったダンプカーが電線を切断して、その処理で止められた。弁当は1時間前に彦島のパチンコ店駐車場で食べた。すぐ近くにセブンイレブンがありコーヒーを買いに行った。雨で「ざる蕎麦」が50円引き、実はセブンイレブンの蕎麦は旨いと言う人が多く気になっていた。
賞味期限は明日の朝。けれどもこの雨で売れ行きが悪く、売り切るための値引き。渋滞は動かないから蕎麦を買った。
蕎麦をほぐす水があり、鰹の出汁にネギ、それにワサビときざみ海苔。久しぶりに蕎麦を食べて満足。まだ動かないからトイレに行きホットコーヒー。タブレットからFMラジオが音質よく聞こえて事故渋滞も苦にはならない。
美祢のドコモ店に立ち寄り、タブレットのメールについて聞いた。農園にもどり、タブレット初メールを送信したら即座に着信の返信が届いた。
タブレットをボツボツ身につけようと思う。今夜は8時から布団に入る。とにかく疲れて寝るしかない。

タブレットの幕開き

小野田市の理髪店。ご笑顔が素敵なご高齢の婦人が、常連客があるから引退せずに現役。日本中の山々を歩いた健脚は知っている。DVD「劔岳 撮影の記」を持参した「劔岳の山頂は狭かった」と昔を思い出された。
話題は新田次郎になった「プロジェクトX」の初回。伊勢湾台風の直後、日本を災害から守るため富士山頂きにレーダードームを建設する、その男たちを指揮した気象庁の藤原。その藤原が後の新田次郎。その話しをはじめたら目頭が熱くなり言葉がつまった。涙もろくなった。それもよい。
午後からドコモでタブレット契約。これからわたしなりの使い方を決めて生活を楽しくしたい。宮川さんに(宇部掃除代表・ドコモ店勤務)お世話になりました。今夜はタブレットざんまい。

香山さんのDVD

BS映画で「劔岳 点の記」を観て映像と音楽に感動したことを日記にアップした。
新田次郎の原作がベースになり、それも読んだ。NHKが明治の陸軍測量班と同じ装備で、同じ足跡で当時を再現した記録番組も観た。
なぜ劔岳がさまざまな角度でテーマになるのか。わたしは、前人未到つまり挑めば命を落とす目標を、征服願望ではなく、正確な地図をつくるという大義で命をかけたところだと思う。新田次郎の「芙蓉の人」も大義を命と資産をかけて貫いた足跡。
日記を読んだ兵庫県の香山さんから「お宝DVD」が届いた。香山さんのお宝といえばアレしかない。期待は外れた。
「劔岳 撮影の記」つまり撮影隊を撮影した映像。サブタイトルは これが映画だ。これは、伝説の活動屋と、その仲間たちの「前人未到」のドキュメントである。
70歳の木村大作監督の現場主義で、スタッフ全員が命がけで撮影に挑んだ。
約20名ちかく卵のお客さまを回覧して戻ってきた。さまざまな感想を聞いたなかで、一番驚いた感想は。
撮影隊が悪天候で2日山小屋で足止めされたとき、わたしも現場で足止めされ、中村トオルさんや香川照之さんたちと楽しい時間でした。70歳ぐらいのご婦人の感想だった。
木村大作監督「春を背負って」が上映中。なんとしても観に行きたい。
永遠の0もそうだったが、コンピューターグラフィックが悪いとは言わないが、現場でなければ出せない味がある。
古い作品で、わたしが好きな映画「ひまわり」は、山一帯に立つ戦死者のおびただしい墓標。いちめんのひまわり。映画に携わったスタッフの意気込みがつたわる。
火曜日の山口市内。まだ身体が暑さに慣れていないのか歳のせいか疲れきって戻った。それでも犬たちはわたしの帰りをじっと待ってくれたから、夕方の運動などにつきあった。
加奈ちゃんパン教室の生徒さんたちが卵を注文してくださる、その数が増えている。
昨夜、山口市内の生徒さんからメールでご注文を受けて配達に行った。彼女も「加奈さんからたくさん元気をいただくのです」と言われた。加奈ちゃんの評価が嬉しい。