月別アーカイブ: 2015年11月

元気に11月おわり

お客さま老夫婦。お宅は車が入らない細い坂の上。車が止められる道は狭い。田舎だから車の往来は少ないが、わたしの止めた車は往来を妨げる。小走りで坂をかけ上がりチャイムを鳴らしても玄関が開くまでずいぶん時間がかかり気持ちが焦る。
そのおばあちゃん「来週から6個にしてください」と言われた。今の10個でも配達がストレスなのに。一瞬お断りの言葉が浮かんだ。けれども、わたしの仕事は喜んでいただくことがモットーだからと切り替えることができた。わたしがお客さまを選ぶことをしてはならない。

今月も終わり。11月は特に行事が多かった。すべて順調に運んだことを神様と母にお礼申し上げた。

元気よく あすから師走 乗りきるぞ!

来月の農園アルバムは、小野田市の西山さん家族を掲載。

31000歩

昨夜、楽しみにしていたハラダヤ社長宅に、上田さんと合流してうかがった。
神戸震災の避難所で知り合いになった田中という青年(陸上自衛官レインジャー経験者)が屋久島に行きたいと言うから、わたしも縄文杉に会いたいから連れて行った。
帰って松村御大に「屋久島はよかった」と話したら。来年行くぞと決まり、わたしがツアーまとめ役に任命された。
15名の団体になり、東宝映像 膳師さん・石田監督・岐阜から吉見千恵子さん・兵庫から香山さん・宮崎から牧さんと馬場さん・垣内社長夫妻・上田さん・下関の運送業社長・松村御大・ハラダヤ社長・わたし(あと記憶も記録もない)
屋久島は安房の旅館(林芙美子が「浮き雲」を書き下ろした宿)で熱烈宴会を深夜まで。翌朝5時、9人乗りレンタカーに全員乗せてわたしが二日酔い運転で安房ダムのスタート地点。往復10時間、御大がつくるウィスキー水割りを飲みながら歩いた。
つまり、19年前に歩いた上田さんと原田社長のご縁。わたしは金光教が原田社長とのベース。
以前、上田さんと招かれた原田社長のお宅には、夏でもクーラーがなく原田社長はランニングシャツとステテコ姿。我々はまさかの原田邸に正装で驚いた。お参りされる金光教教会の造営や奥城(お墓)の建設が自宅より優先と知った。
昨夜は、暖炉の火が身体も気持ちもあたためてくれる居間で、奥さま手料理を堪能。冷酒は種類も量もたっぷりいただき、楽しい酒をいただいた。次は上田邸で庭を愛でながらの宴席を決めた。

今朝6時半。農園を徒歩で旧小郡町庁舎にとめた車をとりに行った。3時間50分で快調に着いた。
途中、山からイノシン猟をする猟犬が追いつめているであろう吠える声が聞こえた。

犬たちが 激しく吠える 山の奥

万歩計31000歩

シリアを考えた

寒くて目がさめ「朝まで生テレビ」を最初から1時間ほどみて3時ごろ寝た。
テーマがシリア内戦。小林やすのりさんと、好感がある民主党 大塚耕平さんが出ていたので、シリアをどう語られるか関心があった。
100年前、アラブをヨーロッパ各国が混乱させ、ロシアやアメリカも加わり混沌とした地域になり、生活困難な人々はフランスなどに逃れたが、差別と貧困生活の現在があり、加えて宗教が事態をより複雑に悪化させている現実まで理解できた。
分析はいろいろできても、この問題に日本人が関われる糸口が話題にはならなかった。

土曜日の配達を済ませて、午後からEテレでシリアのシンポジウム番組があり、シリア国内で約3000人のボランティアなどを動かしている現地赤十字の女性2名が戦闘地域で怪我人の救出。食料や飲料水の配給など困難極める現状を紹介された。質疑応答でフロアから「日本人に何ができるか」と手が挙がった。
食料や医薬品を買う資金だと説明された。
紛争解決にはちがうテーブルでの協議になろうが、なんらか関われる糸口が見えた気がした。

始皇帝は不老長寿の薬を世界中に探したがなかった。命の終わりは公平に訪れる。

皇帝も 冬には勝てず花散らし

最近、あちこちで皇帝ダリアが高く花をつけている。2日前からの寒波で花を落としはじめた。

6時にハラダヤ社長のお宅に招かれている。旧小郡町庁舎の駐車場に車を乗り捨て、帰りは家内に迎えに来てもらい。
明朝、晴れていたら農園から歩いてみたい。4時間あれば着くだろう。

万歩計8000歩

寒い寒 い

今朝は予報ほどは冷えなかったが0度。暑さより寒さがこたえる歳になりとにかく厚着と石油ストーブ。
午前中は買い物と給油で山口に出た。住宅地はクリスマスの電飾が競うように始まった。

家々が 電飾競い風寒く

午後から「レストラン卯」のオーナーシェフと、美祢の猟師さんを引き合わせる縁結びが仕事。
決めた時間、猟師さんの自宅に案内したら大きな雄シカを二人で解体中。シェフは大喜び。猟師さんも買いつけに来てもらい恵比寿顔。

万歩計7000歩

サワラ談義

木曜日を走り終えた。美祢から農園まで、最短の峠越えは、夕方からミゾレになったので頂上に多少の雪があると、磨り減ったタイヤに不安があり(冬タイヤは来月5日に装置予約済み)高速道路をひと区間利用した。

朝ラジオで、日本海のサワラが旬だと報じていた。瀬戸内のサワラは春が旬に対しての日本海。
特に萩漁港水揚げは、近場でとれるから鮮度満点の刺身。次は西京焼き。すり身のダンゴにすれば子供も喜ぶ。とは萩漁協職員の弁。
旬ですか! サワラの刺身 萩の味

下関市内の魚屋さんに配達してサワラを話題。店主は漁師町に自宅があり「この間は、活きたサワラを手に入れ自宅で刺身。ビタですよ!」北陸方面で新鮮をキトキトと言うらしいが、下関の浜言葉はビタらしい。

万歩計6000歩

季節らしく寒くなった

22日、小野田市から西山さん家族「ぎじろくセンター」元社員の熟女2名が来てくれ楽しい時間だった。
なかでも西山さんが座るなり九州の焼酎を差し出し「社員旅行に行ける会社になりました」と別府土産をいただいた。家内には、いつも季節のひと鉢(今回はシクラメン)
農園に来る前に、津和野稲荷に家族で参拝した。会社のことを神頼みしたらしい。
独身の頃は肩で風切る兄ちゃんだったが、子供ふたりのパパになり落ち着いた。それがなにより嬉しかった。
初めて知ったことは、大型バイクでツーリングの趣味。一級船舶免許を持っていること。わたしは四級船舶で苦労した。
仕事も卵も関係なく、気持ちのよいお付き合い。

水曜日は八幡宮朝参り。6時半でも、境内は薄暗い。本殿と霊殿に一週間分の御礼。

農園周囲は漁網を張り巡らしイノシンのバリア。特にわたしの居住区に接近しないよう、ホームセンターで、鋭く赤色発光するイノシン避けを設置し、さらに発光の威力を増すようにトタン板をバックに置き(鏡)夜は強烈に光る。

暗闇を 切り裂く光シシおどし

昨夜録画「ボーダー」を見るのが楽しみ。ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演は、これだけもピストルを撃ち合うのかと思った「ヒート」がよかった。

万歩計11000歩

柚茶はあたたかい

昨夜はしっかり寝たから朝は気分よし。火曜日のウォーキングコース(坂道連続)を早足で快調。胸ポケットにメモ帳とペン、季節のアンテナを張り巡らしたが納得できる秋はない。まぁ無理して17文字をつくることはないと思った。
山口市内のお客さま。若いときは航空機の客室乗務員。湯田温泉常連で「アカすり」のおばちゃん(済州島)から格安チケットを頼まれ、彼女はパソコンで容易に手に入れる。義理がたいアジュマ(おばあさん)はお礼にいつも済州島の名物を「ありがとう」と沢山くれるらしい。北風が厳しい島では、柚とハチミツをあわせた、身体をあたためる飲み物。大きなビンでお湯割りの名産品を「農園は冷えるでしょうから」とおすそわけ。
わたしも、周囲のみなさんに、わたしができる心遣いをしなければと思わせるほど「冷えるでしょう」の言葉が嬉しかった。

柚茶より お心遣いがあたたまり

万歩計13000歩

睡眠不足+飲みすぎ

昨夜は12時ごろまで酒を飲みながら歓談。普段は9時には夢の中だから猛烈な睡魔が降臨。バタリと寝たらしい。家内と桂子ちゃんは1時ぐらいまで延長したらしい。
美祢の猟師さんが80キロと50キロのイノシンを1日で捕った武勇伝を聞いた。その日は大きなサルも見つけ弾2発でしとめた。
サルの尾を市役所に届けると約3万円の駆除料が手にはいるらしい。イノシンやシカは1万数千円。猟期で稼ぐ猟師は50万円ぐらい役所から貰い、肉を売りさばけばプラスになるらしい。
今日の運転は眠かった。

厚狭のお宅の玄関に大輪の菊が数鉢。ここまで咲かすまでの手間を聞いた。

育てられ みごとに咲いた鉢の菊

万歩計8000歩

第一回農園宴会

下関長府、新規の方から新鮮な卵が欲しいと電話を受けた。長府は木曜日の朝に配達するから木曜日にまいりましょう「できれば早いほうが嬉しいのですが」喜んでいただける今朝の配達をした。
午後から卵のお客さまお二人と歓談。
4時から、小野田市のの西山さん家族と、ちびっこ遍路の徳重さんに安川あねご(遍路とあねごは元社員さん) 猪・シメサバなど家内の手料理で楽しい時間。遍路は農園泊まりでこれから二次会。

山かげに 融雪剤が鎮座した

万歩計12000歩

サル騒動

子供の頃から釣りが好きだった。ため池で大きなフナを何匹も釣り上げ持って帰ったら、焼き魚になり、骨が多く生臭い。
それから海になった。宇部空港の拡張でなくなった「鍋島」は、干潮時には歩いて渡れ、島の裏側ではアイナメやギザミの大型が釣れた。釣果に母は喜んだ。釣りに夢中になり潮が満ちて戻れなくなり、警察まで動員の騒ぎを起こした。
ゴムボート釣りをしていたが、4級船舶免許をとり釣り船を買った。趣味はずっと釣りだったが農園を始めるとき船も道具も処分した。
土曜日は三隅町の野波瀬漁港を8時ごろ配達で通る。沖のイカダにはトイレ完備で漁協が有料で渡す。ハマチやクロが釣れる。
防波堤や波消しブロックにも常連が陣取る「釣れますか」とクーラーをあけて見せてもらう。
「朝まずめ」「夕まずめ」と1日2回、魚の喰いが立つ時間がある。

アジ釣りの 人はまばらの朝まずめ

美祢市の配達先で車が入らないお宅があり、遠くにとめて歩く「危ないですよ!」と民家の窓からおばちゃんが声をかけた。テロではないサル。1頭が山から降りてさきほど3人に噛みついた。
これが街中なら報道関係で賑わおう。美祢の田舎だから問題にもならない。

万歩計8000歩

肌寒く金曜日

午前中は、上田さん宅訪問がメイン。庭にクスノキ大木がそびえ、上田さんが手入れの庭木。庭石には苔がきれい。2本のモミジは深く染まってみごとに。上田さんお人柄のような落ち着いた庭を眺めながら近況を交わした。
この年齢になると話題は持病と健康法。昔は儲け話だったが。

来週お招きいただいているハラダヤ原田社長にご挨拶。本社にはご不在だったが、社員さんが社長ご自宅の場所を案内してくれた。

「ポケットWi-Fi」が便利だとガソリンスタンドの若者が特徴を解説してくれた。

先週、金曜日から南九州の旅をスタートした。
宮崎市内、延々とフェニックス並木や、太平洋の海鳴りが腹に響く一ツ葉道路など、やはり宮崎が好き。特に高千穂の秋景色はよかった。

思い出は 秋の高千穂鮮やかに

万歩計5000歩

牧さんハプニング!

木曜日の配達が残り一軒。家内から「牧さん来られました」の電話。突然現れるのが牧さん。
農園で再会が嬉しい。関門橋の錆びと塗装の下見で、橋脚のてっぺん140メートルを歩いてきた動画を見せられ、高所恐怖症のわたしはスマホの画面で頭がクラクラした。大阪まで走る牧さんに家内が夕食を精一杯でもてなした。
嵐を呼ぶ牧さんで愛犬の散歩も夕飯も遅れた。それだけのこと。立ち寄り近況を交わせる仲間は嬉しい。
今朝は功山寺(鎌倉時代建立・国宝)参拝。深秋、鎌倉時代から30年ごとに葺き替えられる桧皮葺きの屋根が、深紅の紅葉を壁紙に映えていた。

功山寺 今朝のわき役萌える紅(あか)

河村隆子さんから「過去のノートにありました」と内容をメールでいただいた。

○親父の意見と茄子に、千に一つの無駄はなし
○親父の叱言(こごと)と冷酒(ひやさけ)は、後になる程効いてくる

わたしに語りかける親父はいないが、母は体験から得た生きる術をたくさん語った。その中でも「挨拶は先に大きな声でやれ」この挨拶で、わたしは人生を切り開けたように思う。
万歩計10000歩

反則金9000 円

八幡宮参拝の6時半、雨は小粒になった。傘をさして30分ウォーキングができた。
小雨の田舎道は落ち葉が何枚か車体に貼り付いた。

濡れ落葉 車体貼り付きカラフルに

サルトルや実存主義など無縁。朝、コーヒー飲みながらEテレを漫然と見ていたら「実存主義」わたしが見たのは本質的な部分ではないと思うが「なるほど!」と理解できて喜んだ。
崖っぷちに立っている男が、飛び降りて死を選ぶか、それとも止めるか「悩む」。それは選択できる自由が存在している。
ここからはわたしの解釈。
つまり、自由(悩み)があることは幸せ。極論すれば刑務所におれば、すべて決められ悩みの深さはあっても、社会と接点がないぶん少ない。
悩めることは自由を得ていることがわかった。

頭が哲学と俳句になり踏み切りを漫然と通過。パトカーに捕まり踏み切りを知った。反則金9000円。

万歩計10000歩

雨の火曜日終わり

朝のウォーキングを終えるまでは雨は降らなかった。
晩秋で歩く両わきの藪の木々が葉を落とし、奥にオレンジ色のカラスウリが鮮やかだった。

葉がまばら 晩秋の繁みにカラスウリ

農園を出る頃から降りだした。小郡に向かう途中の信号待ちでメール着信。藤野先生の車がわたしの後ろで「運転気をつけて」のご挨拶。
夕方、フランス料理人が来園。農園鶏肉がうまいから取り引きしたいと嬉しい申し出。わたしの出番はここまで。明後日、正志に打ち合わせに行くようセッティング。仕事が決まる味を多く知ったほうがよい。
万歩計11000歩

旅の疲れ月曜日

「ぎじろくセンター」時代、小月ICから宮崎ICまでがつながった。小月から時速120キロ以上で走ると、自宅から5時間以内で宮崎に着き、早朝に出て深夜に戻る出張もしていた。けれども歳も重ね、軽四の運転は疲れた。
気合いを入れて月曜日をスタートした。岡本拓也さんの母上が、きのうは地域の祭りで台唐臼(足踏み式臼)でついた草餅をくださった。電化製品の餅つきが普及しているなか、台唐臼の餅つきは、伝統の継承になる。なによりもち米を蒸し、みなさんで揉む作業で地域の絆が育まれる。

秋祭り 台唐餅が地域力

レストラン「うさぎ」と猟師さんが顔合わせできるまでのセッティングが整った。顔合わせまでは立ち会い、あとは双方で話せばよい。
万歩計8000歩

元気に旅を終えた

宿の源泉かけながし露天風呂は5時過ぎ一番風呂。期待していた満天星空は濃霧で見ることはできなかった。
風呂上がり、寒くない支度で40分、阿蘇の空気を浴びた。
予定は、阿蘇大観望を経由して菊池渓谷の紅葉。けれども空は重く大観望はカットして菊池に直行しようかと思ったが、宿から大観望まで1時間走る間に見晴らしがよくなるほうに賭けた。
内牧から外輪山を上りはじめたころから雲が動き出した。パーキングから歩き、標高935.91メートル「大観望頂上2等三角点」に着いたとき大阿蘇が眼下に拡がった。

火の国の 秋がパノラマ大観望

菊池渓谷は2日間の雨で遊歩道に規制がありすべてを楽しむことは叶わなかった。
山鹿市「八千代座(明治建設の歌舞伎小屋)」に立ち寄り帰途についた。
農園3時半に戻れた。愛犬が尾を振りまくり喜んだ。愛犬のにおいは心地好い。
家内の軽四で、運転はわたしが全行程。家内は全行程よく食べた。走行は1100キロメートル。
さぁ、明日から頑張ろう!

万歩計13000歩

すべてあたたかい宮崎

宮崎県下に通いはじめて苦労したのは長距離運転ではなく方言。郡部で道に迷いたずねると、笑顔で教えてくれても外国語。
今回の旅でも交通標語「てげてげ運転追放」の横断幕がある。いいな加減運転のこと。
「すんくじら」は隅っこ。「きんきん」は正座。
高千穂神社の場所を、ナビではなく語学力アップが目的で町内ドコモショップに入り「高千穂神社はどう走ればいいですか」と店内に声をかけたら、客の兄ちゃんが笑顔をみせて立ち上がった。彼の抜群の宮崎弁が理解できた。
高千穂神社は観光夜神楽を楽しんだ思い出がある。今月は、稲刈りを終え、神さまに感謝の夜神楽が各集落で夜を徹して焼酎呑みながら仕えられる神々の聖地。

神々の 里は夜神楽賑やかに

大好きな宮崎はこれが最後と思う。
朝5時過ぎから大淀川河畔から橘通りを歩いた。
宮崎空港には旭化成がからくり時計を寄贈している。1時間毎に鳴り物入りで神楽を人形の舞人たちが舞う。
急な出張で福岡から飛んだとき見つけて感激した。舞いの見納めは8時に間に合った。
歩いた道をたどり、高千穂から阿蘇高森に下りた。阿蘇は立ち寄り湯のメッカ。源泉かけながしを楽しみ。今夜の宿。

万歩計10000歩

旬の旅を辿る

ぎじろくセンター 当時、宮崎県国富町(宮崎市近郊)から、会議録を委託したいから来庁してくれと連絡を受けた。高速道路は当時はなく10号線をひたすら南下し12時間を費やして宮崎市に着いた。せっかく宮崎県にお得意先ができたので、年4回定例会録音テープを直接預かりに行く往復で、大分県から熊本県、もちろん宮崎県も走りまわり宮崎県下の自治体はすべて契約。鹿児島県まで受託先を拡げた。宮崎県は会社が大きくなる弾みになった。
「45歳 旬の旅」と名づけて宮崎市から阿蘇高森まで250キロを5日間で歩いた。その旅のコースを車で辿る旅に出発した。
朝6時に農園スタート。12時に都城IC。飫肥城から堀川運河、鵜戸神宮参拝。堀切峠など観光しながら宮崎市内、牧さんに予約してもらった県庁側の宿に着いた。
今夜は、牧さんお薦め焼き鳥「ぐんけい隠し蔵」を予約している。多いときは1年で50泊した定宿「レマンホテル」がマンションになっていた。

いよいよ明日は阿蘇高森まで思い出の道を走る。高千穂神社参拝もできる。

太平洋は荒れていた。
白波が 砕けて華に鵜戸神宮

万歩計9000歩
走行距離540キロ

木曜日はお寺参り

先が見えない辺野古移設問題。混迷は「最低でも県外」発言からはじまった。
国益優先を理由に、代執行(強制執行)で「粛々」と工事をすすめるより政府のメンツを立てる手はなかろう。
けれども琉球新報・沖縄タイムズは辺野古が連日トップ記事。翁長知事の奥さまが反対派座り込みに参加されている「万策尽きたら夫婦で座ろうと夫が申しています」これほど覚悟の地元感情を相手に強制執行をするならば国内世論も敵にまわすだろう。
冷静にもつれた糸を解きほぐせる力量の人物登場が望まれる。
長府功山寺に近いお客さまがある。昔ながらの町並みで道が狭い。車を止めると往来の邪魔ではあるが10数年止めて駆け足をした。最近、せっかく功山寺(鎌倉時代の国宝)だから寺のパーキングに置いて、山門から石段を歩きお参りを済ませて配達をすることにした。維新で散った全国の志士を慰霊する万骨塔も巡拝。
朝夕は農園で神様と母の御霊様に手をあわせ、寺や神社にできるだけ参拝ができるようになった「おかげ」や「ご利益」はわからないが、気持ちがよい(心が整う)

功山寺 今朝のご利益秋の色

「よしの」ご主人。草刈機を今シーズン買われた。最初、農園に使い方を教えてくれと来られた。きょうはシーズンを終えたときのメンテナンスを指南。高速回転のベアリングに適したグリスを持参した。
些細なことでもお役にたてる毎日がわたしの役目。
万歩計8000歩

熟し柿はうまい!

今朝はトントン拍子で基本的なことができた。6時過ぎに八幡宮参拝をすませて40分はや歩きをした。心拍数を少しあげたほうが血圧改善になると知った。
今村談義は椅子と机が裏口にセットされた。陶芸でミニチュア地蔵を造られた。それに赤い衣装を着せて、草のような布に立たせ、バックに枯れ木で商品化。小物店で600円で完売された。生活費のためではなく、楽しみながらの陶芸は人生の達人。
きのう夕方、とろとろに熟した柿の皮を取り、白い皿にスプーンを添えて家内が自宅に帰った。濃いオレンジの柿と白い皿は絵になった。吸い付くかスプーンか。

パテシェは 天地の力熟し柿

万歩計12000歩

午後3時、血圧定期検診で女医さん「いい数値ですね」は130と70。

火曜日はよく歩く

衆議院予算委員会が9時開会。配達のラジオで終日聴いた。予算委員長は河村建夫代議士だった。すぐに隆子夫人に「嬉しく思います」と短いメールを届けたら即座に返信が着信「夫はきょうが73歳の誕生日です」と隆子さんも委員長の大役を喜んでおられた。
きょうが命日の芸能人は大御所3人。森光子・森繁久彌そして高倉健。
先日、健さん「ザ・ヤクザ」がテレビ放映され録画で観た。
これまで健さん作品でよかったのは「冬の華」けれども「ザ・ヤクザ」は、わたしの順位でトップになった。
1975年、アメリカで初公開された。監督はアメリカ人。健さん共演はロバート・ミッチャム。岸恵子の役どころも絶妙に描かれた。
アメリカ人に、日本のヤクザを、つまり義理と人情の機微を伝えきれるかがこの作品の肝。それが見事に表現された。娯楽作品の刺青ではなく、よりリアルな芸術ともいえる彫り物は圧巻。
不器用な生き方をする男女が織り成すのは、日本人の美徳とも受け止めた。

火曜日はしっかり歩ける。万歩計13000歩。

予約した セールにあわせ冬タイヤ

胸がしめつけられた訃報

月曜日は岡本拓也さんお宅がトップ。小郡のパチンコ店に大型駐車場があるのでウォーキング場所。今朝は20分軽く汗が出た。歩いているとき三田市の香山さんからメール。
つい先日の、NHKラジオ夏休み子供相談室に出演した女の子(照美さんから知らせがあり聞いた)可愛い質問をした。その子供の母親が亡くなったの訃報。
愛娘を残した母と、母を失ったお子さんの心中を察すると胸がしめつけられる。

今年は母と愛犬2頭を見おくった。永遠の命はないから、運命のままということを実感した。あらがえないことではあるが、最後は楽に往ってほしい。
苦しんだであろう健太の硬直した姿を見た朝は泣けてしかたがなかった。

夕食など買い物は毎日。野菜や魚の値動きを感じる。

今が旬 ランクをあげた鯖に札

万歩計9000歩

完全オフの日曜日

完全オフの日曜日。それでも3時起床が身についている。
最近の朝は、前日に家内にたくさんキャベツを千切りにしてもらい、納豆はタレ無しで食べ、卵ひとつに刻みネギとタレで卵焼き。そのフライパンでキャベツを加熱して食べやすくする。トースト一枚と牛乳。これが朝の定番になり早くできる。
今朝のウォーキングは山道コース30分。道が枯れ葉でおおわれていた。
給油と買い物を山口市内で済ませた。

イノシンは年末頃が一番脂がのり、体重は60キロぐらいでお産をしていないメスなら最高と猟師は言う。毎年たくさんイノシン肉を食べるが、数年間にその最高部位をいただいた。見事なバラ肉は写真に残している。
鉄のオリに餌を仕掛ける「箱ワナ」。獣道にワイヤーで仕掛ける「くくりワナ」犬で追い出して撃つ猟などがある。田舎では猟犬を荷台にのせた猟師が往来する時期になった。

猟師らが 犬のせ走る時期になり

万歩計8000歩

日記は酒をチビチビやりながら携帯電話で入力している。素面でやった記憶はい。きのうの誤植は酒のせいに。
風ふいて 色とりどりが舞い落ちる

ペンのちから

早朝の路上には、夜のあいだに車と衝突した動物が数多くある。タヌキ・ネコ・キツネ・イタチ・テン・ウサギ・イノシンときにはシカまでも。野犬は減っているのであまりイヌは見ない。
黄色の車体、道路パトロールが死骸を回収している。

今朝7時の萩市内。交通量が少ないので車の速度ははやい。
前方にパトカーがとまり赤色灯のスタンドをあげて、警察官が通行を整理していた。徐行して現場を通過。交通整理の警官と路上でイヌを大きなビニール袋に入れてトランクルームに運ぶ警官が二人。イヌは茶色の中型犬で首輪が見えた。

飼い主は首輪からわかるだろう。それにしても警察官には頭が下がる思いがした。

琉球新報の報道理念が1時間番組になった。百田尚樹さんが琉球新報・沖縄タイムスは潰したほうがよいと豪語した。
沖縄戦の住民集団自決に軍が関わった。辺野古基地移設など、政府と対立する、いわゆる「偏向報道」だから潰したほうがよい。
辺野古移転反対派のテント内では未成年者の乱行がネットでは指摘されている。鍵山先生たち掃除の有志は基地の金網にくくりつけられるガラスや人糞入りビニール袋の撤去に通われた。
そういう、知り得たことからの反対派に嫌悪感があった。
けれども琉球新報の番組には感動した。その一例は、防衛省高官が報道各社とのオフレコ会見で、辺野古移設を「犯す前に犯すと言いますか」で比喩した問題。
オフレコを破り琉球新報が翌日一面記事で報じて問題化され高官は更迭された。
オフレコとは言いながらも、アメリカ兵による少女レイプ事件。なにより深刻な基地問題をそのような言葉にする重大性から、報道各社から掟やぶりと嫌われても、その後に報じたことが尾をひいても沖縄(ウチナンチュー) の購読で戦後支えて貰っている使命は果たす。編集長は言葉をつまらせながらインタビューに応じた。
わたしに辺野古はよくわからない。はっきりわかるのは政府に民意が届かないこと。

風そふいて 色とりどりが舞い落ちる

万歩計6000歩

ゆっくり金曜日

木曜日の配達先が多くなり、農園スタート時間を早めて対応。小月「レストラン卯」のお届けを7時過ぎには済まさないとまわりきれない。
スタッフは7時半頃には来られが待てない(朝の渋滞もある)ので裏口に置く。スタッフとあわないから困るのが月末の集金。送金をお願いすれば、オーナーやスタッフと顔をあわせる機会を失う。
今朝、金曜日のウォーキングを早めに終えて「卯」に走った。用意されていた封筒に「しんあい農園様」と書かれた現金を頂戴した。厨房は仕込みの緊張感だったので軽く挨拶をした。行ってよかった。
わたしの散髪はどこで刈るか決めていない。レストランに近いところで散髪。農園の帰り道で立ち寄り湯。
午後からゆっくり新聞を読みながら寝て、また新聞の繰り返しで夕方になった。

渡り鳥の保菌が言われる鳥インフルエンザ。農園そばの川にはたくさんの渡り鳥が飛来している。その数は寒さ毎にまだ増える。
夜明けごろ、その渡り鳥は川面で鳴きはじめ、山からも小鳥が鳴きとても賑やかな時間に散歩となる。

朝の鳥 川と山からにぎやかに

万歩計7000歩

木曜日目 が疲れた

最近、夕方になると目に疲れを感じるようになった。
6時すぎに農園を出て、木曜日の下関から長門まで約250キロ。農園に着く1時間まえに、視力の衰えを感じてコンビニ休憩。目薬を買わねば。

東行庵も紅葉がよくなった。近くの茶房庵「しみず」の奥さまは、海峡フルマラソンを今年も完走された。来月は、ふるさと宮崎フルマラソンもエントリーされている。目標を持っておられるからハツラツ。
わたしは、春の萩・農園ひとりウォーク第二回(50キロ)をめざしている。
「よしの談義」は、辺野古と原発再稼働。アメリカ海軍が展開しているから、沖縄に基地がある必要性に疑問のわたし。さらにアメリカ海兵隊は佐世保の強襲艦を沖縄で待ち乗船だから、沖縄にどれ程の必要性があるのかを話したら、吉野さんからは、沖縄に「金」がおることに意味がある。と将棋になぞらえた。

しみず茶房から美祢に向かう山道で、角が見事な大型の鹿が山から飛び出した。わたしの数メートル先。衝突すれば車の損傷だけでは済まない。ブレーキをかけて止めた。後ろの大型トラックもブレーキ音をさせて止まった。大きな瞳の鹿は一目散で逃げた。

踊り出た 鹿全速で道走り

万歩計7000歩

水曜日は朝参り

ニット帽・マフラーに手袋の冬支度で八幡宮朝参り。きのうは秋の大祭が仕えられ、まだノボリや抽選会の景品受け渡し場などが残り、真新しい大しめ縄も本殿にあり祭の余韻。

境内に 祭りの余韻残りけり

水曜日の楽しみは「今村談義」裏口に椅子が用意され、座ると奥さまが熱いお茶の接待。ご主人は干し柿のカーテンを背に綿入れを着て恵比寿顔。
奥さまから「龍遊館」情報を仕入れた。小野田市が保存している、大正13年建築。小野田セメント住吉住宅がそれである。
配達途中に訪ねた。駐車場に「清定整体」の看板が目についた。大相撲三部屋(芝田山部屋・湊部屋・錦戸部屋)認定。
電話090 9734 5650
玄関で声をかけたら体格のよい、誠実そうな面持ちの男性(40歳?)があらわれた。なんとなく農園はご存知のようす。彼に部屋を案内してもらった。彼は、当時の女中部屋を借りて整体をしているとわかった。
わたしから手短に自己紹介をして整体師に「で」と尋ねた。
彼はプロボクサー(ネット検索で日本人最強ヘビー級ボクサー 12位の格付け)の経験から身体の故障を治すわざを身につけたらしい。整体料は3000円で出張もするらしい。一度農園に泊まりを誘いたいと思った。

万歩計11000歩

歩き過ぎかも

この時間(19時)に1日がゴールになる。夕食の食器を洗い、風呂も洗う。基本的なことが手際よくできるようになった。手荒れもするからハンドクリームを愛用。
祭日の配達は学校や職場が休みだから早く終わりそうだが、そのゆとり時間は、日ごろ以上の会話に心がける。それと、車を遠くに停めて歩く。すでに眠くなっている。

万歩計14000歩

部屋冷えて 窓に結露の朝むかえ

老いは目にも

明日は祝日。会社や学校は配達できないから、変則的に火曜日の配達も組み入れた。

基地や原発問題を交付金(心を買収)で、前進させる政府の姿勢に疑問を持っている。けれども、わたしに基地や原発再稼働を問われたら「ノー」とは言わない立場でありながら。山口県上関町会議録の契約をしたのは、わたしが会社を創業して間もないころ。過疎の町でありながら議会の時間は多く、職員では文字起こしが手に負えない理由で受託できた。
原発誘致を提案する執行部に、議会は賛成と反対で激しく二分された。議会だけではなく地域や親族までもが対立する構図になり、それが現在も続いている。
多数の賛成で決まることが民主主義の原則ならば、沖縄民意は反対。
極論かもわからないが、原発やアメリカ軍基地を東京でも受け入れる覚悟がならば世論に変化があると思う。
地域や親族の絆が失われる政策はやめたほうがよい。

最近、目が疲れて仕方がない。午後からの運転が楽ではない。いつまでも若いころのようにはならない。

農園のサザンカがひとつ赤い花をつけた。

朝冷えて 初咲きひとつサザンカや

万歩計9000歩

柿が酒・酢になるのか

今村さんから「これから農園に卵を買いに行きます」と、きのう夕方連絡を受け「明朝8時に届けます」

30分ウォーキングのあと今村さんお宅。楽しみは、裏口で夫妻との「今村談義」たくさん干し柿があるのに、まだ段ボールにたくさん柿がある(畑に柿の木が何本もあり)この渋柿から柿酢をつくられる。コツもたくさん伝授いただいた。もいだ柿の表面(皮)に白い粉のようなものが付着している。これは酵母菌(加奈ちゃんパン)で、この菌が酢をつくるらしい。酢ができる前にアルコールになると聞いたから「飲ませてください」と予約。
お土産に段ボールに渋柿をたくさんいただいた。このまま倉庫に放置しておけば、正月ごろには甘い完熟柿が完成する。その「放置」が気にいった。

わたしの自宅は西岐波。その西岐波が大学までのお客さま(80歳)が、西岐波を見たいといつも言われる。
今村さんのあと西岐波に向かった。漁港や西光寺、住吉神社に白土海水浴場などをカメラに収めた。隔週の火曜日に行くから次回のサプライズ。

持世寺温泉に立ち寄りゆっくり。風呂上がりに隣の豆腐工房で、できたて熱々の揚げ豆腐を買い、卯の花ふた袋をいただいた。

農園に戻りトイレ掃除。
森のフォーチャMOLA美術館(ネットでご覧ください)から
黒田善子の世界「こころ動かされた光景」を出版され、一冊を宅配で恵贈いただいた。
モラの作品数々が美術印刷された立派なできばえ。ご希望の方には貸し出します。

カレンダー 新しくなり冬に入る

万歩計11000歩