日別アーカイブ: 2014年7月1日

香山さんのDVD

BS映画で「劔岳 点の記」を観て映像と音楽に感動したことを日記にアップした。
新田次郎の原作がベースになり、それも読んだ。NHKが明治の陸軍測量班と同じ装備で、同じ足跡で当時を再現した記録番組も観た。
なぜ劔岳がさまざまな角度でテーマになるのか。わたしは、前人未到つまり挑めば命を落とす目標を、征服願望ではなく、正確な地図をつくるという大義で命をかけたところだと思う。新田次郎の「芙蓉の人」も大義を命と資産をかけて貫いた足跡。
日記を読んだ兵庫県の香山さんから「お宝DVD」が届いた。香山さんのお宝といえばアレしかない。期待は外れた。
「劔岳 撮影の記」つまり撮影隊を撮影した映像。サブタイトルは これが映画だ。これは、伝説の活動屋と、その仲間たちの「前人未到」のドキュメントである。
70歳の木村大作監督の現場主義で、スタッフ全員が命がけで撮影に挑んだ。
約20名ちかく卵のお客さまを回覧して戻ってきた。さまざまな感想を聞いたなかで、一番驚いた感想は。
撮影隊が悪天候で2日山小屋で足止めされたとき、わたしも現場で足止めされ、中村トオルさんや香川照之さんたちと楽しい時間でした。70歳ぐらいのご婦人の感想だった。
木村大作監督「春を背負って」が上映中。なんとしても観に行きたい。
永遠の0もそうだったが、コンピューターグラフィックが悪いとは言わないが、現場でなければ出せない味がある。
古い作品で、わたしが好きな映画「ひまわり」は、山一帯に立つ戦死者のおびただしい墓標。いちめんのひまわり。映画に携わったスタッフの意気込みがつたわる。
火曜日の山口市内。まだ身体が暑さに慣れていないのか歳のせいか疲れきって戻った。それでも犬たちはわたしの帰りをじっと待ってくれたから、夕方の運動などにつきあった。
加奈ちゃんパン教室の生徒さんたちが卵を注文してくださる、その数が増えている。
昨夜、山口市内の生徒さんからメールでご注文を受けて配達に行った。彼女も「加奈さんからたくさん元気をいただくのです」と言われた。加奈ちゃんの評価が嬉しい。